3日(日本時間4日)に終了したトレード期限。多くの取引が成立する中、米メディアは今夏における各球団の動きを採点。「最大の勝者」として、タイガースからタリク・スクーバル投手を獲得したドジャースを挙げた。
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■最強左腕獲得でワールドシリーズ3連覇へ前進
米スポーツメディア『The Athletic』は4日(同5日)、「トレード期限における全30球団の評価:ドジャース、タイガース、レッドソックスが高評価を獲得」と題し、記事を公開。ナショナルズやレッズでGMを務めたジム・ボウデン氏が、各球団の動きを評価した。
同氏によると、今夏の市場で「買い手」に回ったのは17球団。その中で順位付けをし、ドジャースを1位に据えた。
その理由について、同氏は「ドジャースはトレード期限における最大の勝者となった。タイガースから今季終了後にフリーエージェント(FA)となるスクーバルを獲得し、その見返りとして若手有望株3人を放出した。ドジャースは以前からワールドシリーズ制覇の本命とされていたが、今回の補強によってその可能性がさらに高まった」と評価した。
その上で「期限の2日前にこのトレードを成立させたが、交換要員として4人目の若手有望株を加えずに済んだのは驚くべきことだった」と指摘した。
ドジャースは2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、最強左腕の呼び声が高いスクーバルをタイガースから獲得。その見返りとして、リバー・ライアン投手、ブレイディ・スミス投手、ザイア・ホープ外野手を送り出したが、「この3人で済んだの?」という声が大勢を占めていた。
■ほぼ無傷で交渉を成立させたド軍
米スポーツ専門局『ESPN』も同日、「トレード期限:最大の勝者と敗者」というテーマで記事を公開。『The Athletic』と同様、最大の勝者にはドジャースを指名した。
スクーバルのトレードについては、「ドジャースにとっては、蚊に刺された程度の痛みで世界最高の投手を獲得したことになる」と表現。いわゆる“海老で鯛を釣る”という形で、取引を成立させたことを指摘した。
もともと大きな期待をかけられていたライアンだったが、今季は傘下3Aで36イニングしか投げておらず、6月中旬から登板していない。ホープも傘下2Aのチームで3番手外野手という評価。スミスはマイナーでの通算成績が0勝10敗となっている。3人ともポテンシャルの高さは間違いないものの、このトレードパッケージで最強左腕を獲得できたことは驚きを持って受け止められているようだ。
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