「最初は不安があった」KA神奈川・岡田琴菜が明かす“新主将”への葛藤 24歳が新たな挑戦に意欲「上下関係がないチームに」【Tリーグ】

「最初は不安があった」KA神奈川・岡田琴菜が明かす“新主将”への葛藤 24歳が新たな挑戦に意欲「上下関係がないチームに」【Tリーグ】
岡田琴菜 撮影:SPREAD編集部

卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は19日、神奈川県のカルッツかわさきにて、木下アビエル神奈川と日本生命レッドエルフの試合が行われ、KA神奈川はマッチカウント0-4で敗れ、今季3敗目を喫した。

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■竹谷に粘り見せるもフルゲーム敗戦

昨季クラブ初の連覇を果たしたKA神奈川は、今季ここまで4勝2敗。絶対的エースの張本美和をアジア競技大会出場で欠き、WTTシリーズに出場中のアドリアーナ・ディアスらも不在の中、日本生命との戦いを迎えた。

そうした中、第2マッチで起用されたのが岡田琴菜。第1マッチのダブルスでチームが敗れた中、シングルスに挑んだ岡田は、竹谷美涼を相手に序盤からラリーで押される場面が目立ち、第1ゲームを8-11、第2ゲームを5-11で落として、いきなり追い込まれた。

しかし、第3ゲーム以降に「小学生の頃にずっと出していた」というしゃがみ込みのサーブを増やし、戦術転換を図ると、竹谷のミスを誘う場面も増え、徐々に流れをつかんだ。第3ゲームを11-4、第4ゲームを11-8で奪い、フルゲームに持ち込む粘りを見せたものの、最終第5ゲームは6-6からの攻防を8-11で落とし、チームも敗れた。

岡田は試合後に「シングルスもダブルスも、1試合勝つことがこんなに難しいんだなと感じています」と今季自身の4敗目を振り返りつつ、「今日の試合は、ずっと『我慢の戦いだな』という感覚で、すごく苦しかった」と吐露。それでも、「何かを変えてポイントを取ろうと振り絞ってプレーした。そこは今までになかった成長なのかなと思います」と前を向いた。

■学生時代に豊富な主将経験

2024-2025シーズンにKA神奈川に加わった岡田は、九州カリーナに移籍した平野美宇に代わり、今季から主将に就任。3連覇を目指すチームでメンバーの入れ替わりも見られる中、名門チームで新たな重責を担うこととなった。

岡田は主将就任の経緯について「自分から『キャプテンをやりたい』と言ったわけではなく、日本人選手の中では自分が一番年上なので、『お願いしたい』と言っていただいて。『ぜひお願いします』と答えました」と明かす。

明徳義塾中学・高校、愛知工業大学時代にキャプテンを務めてきた経験がある一方で、名門KA神奈川での新主将就任については「最初は『私がこのチームのキャプテンで大丈夫なのかな』という不安がすごくありました」と正直な思いを語る。

それでも、岡田は新主将として挑む今季について「上下関係がいい意味でないチームにしたい。今シーズンはアカデミーの選手や若手もたくさんいるので、そういう選手たちがすぐチームになじめるように、やりやすい環境をつくりたいと思っています」と述べ、24歳にして新たな挑戦に向き合う覚悟を示した。

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