レッズのエリー・デラクルーズ内野手がメジャー4年目の今季、キャリア最高のシーズンを送っている。特にドジャース戦では好成績を残しており、そのプレーを目の当たりしたデーブ・ロバーツ監督も「あれだけの才能があれば、獲得に名乗りを上げる球団はたくさんあるだろう」と絶賛。常勝軍団の次なるターゲットとなるのか、今後の動向に注目が集まっている。
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■ドジャース戦での躍動はアピールか
技術、スピード、パワーを兼ね備え、「超人」と称される24歳のデラクルーズ。特にドジャース戦では躍動しており、通算26試合で打率.290、7本塁打、14打点、17得点を記録。今季に限れば、7試合で打率.360、出塁率.407、長打率1.040、5本塁打、9打点、2二塁打と猛威を振るっている。
このパフォーマンスを受けて、米地元放送局『スポーツネットLA』は16日(日本時間17日)、ロバーツ監督に「彼はドジャースの獲得候補になるために、必死でアピールをしているように感じるか」と質問。
すると、同監督はまず「彼がウチを相手にかなりの好成績を残しているのは知っている」と返答。さらに「オールスターゲームなどを通じて、彼のことはある程度分かっているんだ。大舞台を好み、最高の選手たちと対戦したがる。実際、ウチを相手に結果も残している。あれだけの才能があれば、獲得に名乗りを上げる球団はたくさんあるだろう」と続けた。
■ベッツの存在は障害にならない
ドジャースが獲得に乗り出すかどうか、明言は避けた指揮官。それでも「1人のファンとして、彼のプレーには感嘆させられる。本当に素晴らしい選手だ」とゾッコンの様子だった。
デラクルーズがFAとなるのは2030年。レッズとしては中核を担う選手の放出を認めることはできないが、一方でチームは直近12シーズンでポストシーズン進出は2回だけと低調。そんな“弱小球団”がいつまでスター選手を引き留めておけるか、という問題もある。
また、ドジャースの遊撃手にはムーキー・ベッツ内野手が君臨しており、デラクルーズとポジションが重なる。それでも米地元メディア『ドジャース・ネーション』は、「ベッツの契約は32年シーズン終了後まで残っているが、それがドジャースによるデラクルーズ獲得への動きを妨げることにはならないだろう。また、24年のドラフト1巡目でケロン・リンジー内野手を指名したことも、獲得の障害にはならないとみられる」と記した。
23年にデラクルーズがデビューした時も、指揮官は「彼は本当に特別な才能の持ち主だ。野球界にとって素晴らしいこと」などと話していた。王者ドジャースは「超人」獲得へ動くのか。早くもオフの移籍市場が話題となっている。
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