【MLB】大谷翔平、イチロー以来の「コミッショナー特別表彰」 ア・リーグMVP発表までの「賞タイム」の行方は……

特別表彰を受けた大谷翔平(左)とマンフレッド・コミッショナー(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、大リーグ機構から「コミッショナー特別表彰」を受けた。日本人では、2005年にメジャー年間最多安打を更新したイチロー(当時シアトル・マリナーズ)以来の快挙となった。

大谷は記者会見で「毎年受賞するわけでもないので、とても光栄に思っています。自分で良いのかと思うこともありますが、本当に嬉しいです。二刀流に対して不安がなく、来シーズンも自信を持ってやっていきます」とコメントした。

この受賞に「MLB Stats」の公式Twitterは「大谷翔平のような2021年のシーズンは見たことがありません」と今季の驚異的な活躍を絶賛した。また、MLB公式Twitterも「これまでで最高のシーズンを挙げた後、16人目となるコミッショナー特別表彰を受けた」と賛辞を贈った。

大谷は、ここまでにも米野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」で野手部門のMVP、「ベースボール・アメリカ」の年間最優秀選手を受賞。ここでは、大谷が今後、表彰される可能性があるタイトルの日程をまとめた。 ※日程は全て日本時間

◆【スケジュール一覧】大谷翔平が受賞する賞の発表日はいつ…… 気になる日程まとめ

■各タイトルの日程

●10月29日

プレーヤーズ・チョイス賞

アメリカン・リーグ最優秀野手

年間最優秀選手

選手間投票によるその年最も活躍した選手に贈られる賞で、1998年に創設された。これまで日本人選手の受賞はない。エンゼルスの選手では、2019年にマイク・トラウトが打率.291、45本塁打、110打点など好成績を挙げ、受賞した。大谷はこのプレーヤーズ・チョイス賞において、「ア・リーグ最優秀野手」と「年間最優秀選手」の2部門でノミネートされている。

●11月10日

ハンク・アーロン賞

シーズン通して活躍した打者(各リーグ一人)が選出される。この賞はハンク・アーロンが、ベーブ・ルースが持っていたメジャーリーグ最多通算本塁打数(714本)を塗り替えてから25周年を記念して1999年に制定された。打者部門の「サイ・ヤング賞」とされる。過去には、バリー・ボンズ(通算本塁打数1位の766本)など名だたる打者が受賞している。

●11月12日

シルバー・スラッガー賞

両リーグ各ポジションの好成績を挙げた打者を計18名選出される。各チームの監督・コーチの投票によって決定する。この賞はイチローが2001年、2007年、2009年に受賞している。大谷が受賞となればDH部門では日本人初の快挙となる。

●11月18日

サイ・ヤング賞(最優秀投手)」

その年活躍した投手を選出(各リーグ一人ずつ)。サイ・ヤングは通算の勝利数、先発回数、投球回数など様々なメジャー記録を持っている。1955年の死去を受け、翌年にサイ・ヤング賞が創設された。昨シーズンにア・リーグでダルビッシュ有、ナ・リーグは前田健太が最終候補に残るも、受賞することはなかった。

●11月19日

最優秀選手賞(MVP)」

その年最も活躍した選手を1人選出(各リーグからひとりずつ)。選出は全米野球記者協会の記者投票によって決定する。MVPの発表と同時に各選手の各投票数も公開される。日本人選手では、2001年にイチローが受賞。歴代最多はバリー・ボンズの7度。

●11月23日

カムバック賞

故障やスランプから復活した選手に贈られる賞で、2005年から表彰されている。ファンによるオンライン投票によって決定。大谷は2020年に打者として、44試合に出場して本塁打7本、打率.190と苦しんだ。さらに投手では、2試合に先発して0勝1敗で防御率37.80と振るわなかった。今年は見違えるほどの成績を挙げているだけに、受賞の可能性は残る。

●11月30日

エドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者)」

年間で最も活躍した指名打者に贈られる賞。1973年に制定され、当初は「最優秀指名打者賞」という名称だった。かつてイチローの同僚として大活躍したシアトル・マリナーズの指名打者エドガー・マルティネス(通算打率.312)の成績を讃え、2004年から同名称に変更された。各球団の担当記者や、ア・リーグの各球団広報担当による投票で選出される。日本人選手の受賞はなし。

(※受賞日時は全て日本時間)

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文・SPREAD編集部


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