【JBCクラシック/3連単12点勝負】古豪GI馬2頭に一抹の不安 “攻め”の軸2頭マルチで万馬券狙い

3日、金沢競馬場でダート競馬の祭典“JBC”が行われ、メインを飾るのがJBCクラシック(JpnI、ダ2100m)。今年は一昨年の覇者チュウワウィザードや、3年連続2着のオメガパフューム、帝王賞を制して勢いに乗るテーオーケインズら中央勢に、地方の雄・カジノフォンテンなどが揃い、ダート頂上決戦にふさわしいメンバーが揃った。

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■小回り金沢への適性がポイント

今年は金沢競馬場が舞台という点がポイント。小回り平坦コースを約2周走る2100mだけに、コースへの適性が勝敗を左右するカギとなるだろう。

過去を振り返ってみても、初めて金沢で行われた13年のJBCクラシックは、ホッコータルマエの逃げ切り勝ち。同舞台同距離で毎年行われている白山大賞典を振り返っても、今年のメイショウカズサを含め、過去10年で4度が逃げ切りの決着。3着以内には、そのほとんどが逃げ・先行タイプの馬が占めており、早めに前へ取り付いて、器用な脚を繰り出せる馬に分がある。

今年のメンバーで先手が取れそうなのが、船橋のカジノフォンテン。これまで12勝中、半分の6勝が逃げ切り勝ちで、今年の川崎記念では、2着のオメガパフュームに3馬身差をつける快勝劇だった。前走の帝王賞でも逃げの手に出たが、終始競られる展開でペースがきつく、また夏負けの兆候もあったため、度外視していいだろう。

JBCクラシックでは過去20回、すべて中央馬が制しており、地方馬にとっては高い壁となっているが、連対した延べ4頭は、いずれも船橋所属の馬(01年マキバスナイパー、04年アジュディミツオー、07・10年フリオーソ)。JpnI2勝の実績は中央勢に引けは取らず、カジノフォンテンに、悲願の地方馬優勝の期待がかかる。

■帝王賞制覇の実績がモノを言う

帝王賞を制したテーオーケインズも、引き続き好勝負を期待できる1頭だ。3歳で挑戦した昨年暮れの東京大賞典では、オメガパフューム、カジノフォンテンらの後塵を拝して6着に敗れたが、4歳を迎えた今年、アンタレスSで重賞初制覇を果たすと、ハイレベルなメンバーとなった帝王賞では、2着に3馬身差の快勝。今回出走する有力馬とは、ほとんどが決着済みで、あっさりJpnI連勝があっても驚けない。

過去10年、前走が帝王賞1着だった馬の成績は【1-1-2-0】の成績で、連勝したのは昨年のクリソベリルのみだが、すべて馬券圏内に来ている。また、帝王賞1着から1戦を挟んでJBCクラシックに臨んだ馬も【2-1-0-1】の成績。いずれにしても、同年の帝王賞を制した馬は、そのほとんどがJBCクラシックで好走を演じており、テーオーケインズは外せない1頭と言えるだろう。

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■食指が動く穴馬とは

過去10年、連対した20頭はすべて5番人気以内で、単勝平均は330円、馬連平均は870円と、堅い傾向にある当レース。3着に6、7番人気が1頭ずついる程度で、あまり大荒れは期待できないところだが、少し捻って穴っぽいところにも手を伸ばしたい。

菊花賞、天皇賞・秋を制し、勢いに乗っている横山武を鞍上に迎えるダノンファラオは侮れない1頭。ムラ駆けで当てにしづらい同馬だが、必ず番手で競馬ができる点は、金沢では大きな強み。過去10年で5勝2着4回3着2回をマークしている日本テレビ盃からの参戦も、データ面からの後押しを受けそうだ。

中央勢の中で唯一、当地でV経験のあるケイティブレイブ。8歳を迎えた古豪で、約2年勝ち星からは遠ざかっているが、昨年はフェブラリーS、かしわ記念で2着に入るなど、はまった時の爆発力はまだまだ健在。16年の白山大賞典を制しているように、小回りへの対応力もあり、復活の激走も期待できる。

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