【ピックアップ2歳馬】モズタンジロウの活躍にモズネズコも3着に奮闘 その他「阪神JF有力候補」が“兄弟タッグ”で重賞勝利

夏競馬でソダシやヨカヨカ、レイハリアが活躍し、スプリント路線から中距離路線までの「勢力図」を塗り替えつつある現3歳世代。そんな「黄金世代」に負けず劣らずの将来性を秘めた2歳馬たちが続々とデビューし、早くも来春のクラシック候補と呼べる素質馬も勝ち上がってきた。2歳重賞も本格化してきた今、各馬の実力を分析することは馬券攻略のヒントにもなる。

今回は先週の2歳戦(芝、ダート)の結果を踏まえ、東西の注目すべき全4頭をピックアップして分析する。

◆【ピックアップ2歳馬】ホープフルS最有力候補は「紫菊賞」の覇者リブースト 持ったままの圧勝劇に最高評価「星5」

■やはり評価すべきサフラン賞組

ウォーターナビレラ

★★★★★
牝 (栗)武幸四郎
父:シルバーステート 母:シャイニングサヤカ
短評:11月6日ファンタジーS(芝1400m)に出走。同記事では「サフラン賞の上位2頭(シゲルイワイザケ・ウォーターナビレラ)」を高く評価していたが、ここでも期待の一頭が重賞制覇を成し遂げてくれた。好スタートから逃げるナムラデイリリーを2番手で追走しながら競馬を進めた。最後の急坂でも脚色は全く衰えず、上がり2位の34秒7の末脚で抜け出し無傷の3連勝で重賞制覇となった。やはり評価すべきはスイッチの切り替えの速さと競馬センスの高さだろう。その持っている精神力は優に2歳離れしており、古馬になっても活躍が見込める。暮れのGI最有力候補はやはりこの馬となりそうだ。

オニャンコポン

★★★★★
牡 (美)小島茂之
父:エイシンフラッシュ 母:シャリオドール
短評:11月7日百日草特別(芝2000m)に出走。以前に「クラシックまでいける素質がある」と記事内で評価していた一頭だったが、ここでも強豪らを撃破してくれた。レースは抜群のスタートから二の足を使い2番手で競馬を進め、道中は多少力んでしまうところもあったが鞍上がなだめてすぐに折り合った。直線に入り逃げ馬を交わすと、上がり3位となる33秒7の持続性のある末脚を駆使し、迫るホウオウプレミア、レッドラディエンスらを封じてゴールインした。高い競馬センスに、より磨きがかかっており、走法からも多少馬場が渋っていても問題にしなさそう。賞金加算できたことでレースの選択の幅が増えるだけにこの馬のGI制覇もそう遠くはないだろう。

ウェルカムニュース

★★★★☆
牡 (栗)池江泰寿
父:サトノアラジン 母:レジェンドトレイル
短評:11月7日もちの木賞(ダ1800m)に出走。ダート変わりとなった2戦目(中京ダ1800m)が1分53秒0の好タイムだったことに加え、上がりの末脚は他馬よりも1秒近く速いタイムをマークしたことを評価され、1番人気として迎えた同レースはコパノニコルソンが逃げる中、4番手で追走し最後の直線を迎える。逃げ馬の脚が上がった後ろに付けてしまったことが仇となり、ブレーキをかけたことで脚が鈍り万事休す。1着馬に3馬身差離された2着となった。勝ち馬と離されたのは「展開のアヤ」なだけに次戦の勝ち上がりも時間の問題だろう。

モズネズコ

★★★☆☆
牝 (栗)松下武士
父:マクフィ 母:コウヨウルビー
短評:11月6日メイクデビュー阪神(芝1800m)に出走。牝馬ながら500キロ近い馬体で、同厩舎のレシステンシアを彷彿とさせるモズネズコ。五分のスタートから二の足で先頭に立ち、マイペースでラップを刻む逃げとなった。鞍上に逆らうこともなくそのまま先頭で直線を迎えるも交わされて残り2F付近で4番手に下がってしまう。しかしここから粘り強く脚を伸ばし続けて巻き返し、3着入線となった。距離短縮で才能が開花しそうな走法、馬体をしているだけに勝ち上がりは時間の問題。モズタンジロウが未勝利戦を勝ち上がった今、モズネズコも奮闘したいところだろう。

◆【2歳番付/東の牝馬編】今年も「白毛馬旋風」を巻き起こす ハイアムズビーチが堂々ランクイン

◆【ピックアップ2歳新馬】良血ジャスティンパレスを上回る「星5」が登場 話題のオニャンコポンの評価は

◆【2歳番付/東の牡馬編】キタサンブラック産駒に大物現る 鞍上絶賛のイクイノックスに最高評価「星5」

文・SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします