【MLB】MVP大本命の大谷翔平 ESPNも太鼓判、焦点は「満場一致で受賞なるかどうか」

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

15日、都内の日本記者クラブで会見を行ったロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手。多岐に渡る質問に応じたが、会見の模様は日本のみならず海外でも大きく報じられた。米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」電子版は、「チームの低迷に落胆とストレス」という見出しで会見の様子を報じた。

また、米メディア「ESPN」は主要タイトルが発表される今週を「MLB awards week」とし、特集の中で大谷のア・リーグMVP受賞に太鼓判を押した。

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■米紙は「落ち込む」発言に衝撃

大谷が行った15日の会見。様々なコメントがクローズアップされたが、「ロサンゼルス・タイムズ」が最も注目したのは、メンタルに関する質問(落ち込むことはあるのか、どうやってそれを乗り越えるのか)と、それに対する大谷の答えだった。

「チームが勝てず、レギュラーシーズンの先が見えない状態が続いていました。そのため、シーズン後半は心理的にもストレスがたまりました。もちろん、打てないとき、自分が打たれたときには気分が落ち込むこともあります」と、メンタルに負荷がかかっていたことを認めるコメントを掲載。そして記事は「メジャーリーグで最高の選手と言われるショウヘイ・オオタニでさえ、チームが勝っていないときは、特に気分が落ち込むことがあるようだ」と驚きを持ってつづった。

それでも最後は「負けたシーズンで苦しんでも、ケガを何度か経験したように、まったくプレーできないよりはいい。落ち込むことも含めて素晴らしい1年だったと思います」と前向きに今季を振り返るコメントを紹介し、締めくくった。

記事はそのほか、税金に関する質問が出たことや、東日本大震災の記憶に関する質問もあったことを記した。

■誇張じゃない「最高の打者であり投手」

また、今週は主要タイトルの発表が相次ぐことから、米メディア「ESPN」は特集を掲載。MVP、サイ・ヤング賞、新人王(※1)に関する考察を行った。

その中で、大谷は満場一致でア・リーグMVPに選出されると予想。記事は「ここでの唯一の問題は、オオタニが2014年にエンゼルスのチームメートであるマイク・トラウトが受賞して以来、初の満場一致のア・リーグMVPになるかどうかということです。彼の歴史的な二刀流のシーズンは、100年以上前のベーブ・ルース以来、見られなかったものでした。彼はリーグ最高の打者であり、最高の投手の1人でもありましたが、それは決して誇張ではありません」という見解を示し、受賞に太鼓判を押した。

ライバルのブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)については、リーグで最も優れた打者としたうえで、通常のシーズンであれば彼の方が強いだろうとしたが、二刀流が活躍した今季は例外で、大谷には及ばないという分析を提示した。

日本時間19日の朝に発表されるMVP。受賞されるかどうかではなく、どれだけの票を集めるのか、焦点はそこに移っているようだ。

※1 新人王は現地15日に発表され、ア・リーグはレイズの外野手でキューバ出身のランディ・アロザレーナ、ナ・リーグはレッズの二塁手、ジョナサン・インディアがそれぞれ選出された。

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文・SPREAD編集部


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