ノバク・ジョコビッチ選手の優勝で幕を閉じた全米オープン。
日本の錦織圭選手は、準決勝でジョコビッチ選手に敗れてベスト4で姿を消した。
SNSではジョコビッチが強すぎると話題に
3回戦以降、1セットも落とさずにそのまま優勝を果たしたジョコビッチ選手。SNSではあまりにも強すぎると話題になっている。
ジョコビッチ選手、強すぎて唖然…
ふふっ、しかしこれで、倒した時の喜びが何倍にも膨らむというものよ。
いっそのこと、次に錦織選手が対戦するまで無敗でいてほしい。
— MAHALO (@mahalo_kn) 2018年9月11日
今更決勝の映像見たけどジョコビッチ強すぎて笑った。あんなん誰も勝たれへんやろ。
— lawson (@letsgoandy2236) 2018年9月10日
ジョコビッチとフェデラーとナダル…一番強いのは?
テニスファンが「強い」というテーマで語り合う時、いつも話題に上がるのは「ジョコビッチ選手とフェデラー選手とナダル選手の中で一番強いのはだれだ?」というテーマだ。
現在、プロテニス界はこの3選手にアンディ・マレー選手を加えた4人をBIG4と呼んでいる。圧倒的な実力を誇るからこそ、誰が一番強いのかは皆の気になる論点だ。
昨日の全豪決勝見てナダルにジョコビッチが圧倒してる様にビックリ。全盛期のナダルとフェデラーと誰が一番強いんだろう⁇
— uetsuhara. (@Went_zZ) 2012年1月30日
フェデラーとジョコビッチとナダルって
結局誰が一番強いんや— いさお (@A7xgates10) 2015年11月19日
4人はそれぞれプレースタイルが異なる上、コートとの愛称も関係するため、一概に誰が強いのかを語ることはできない。
しかし、今回ジョコビッチ選手が全米オープンを勝ち抜いたことで、世間からの評価は1歩前進したようだ。
怪我から見事な復活
ジョコビッチ選手は10代の頃から将来を嘱望され、2011年に初めて世界ランク1位に輝いた。
その後も強さを見せ続け、四大大会(全豪・全仏・全英・全米)全てを制するなどナダル選手とフェデラー選手に代わる絶対王者として君臨した。
しかし、2016年ごろから成績が低迷。世界ランク1位もマレー選手に明け渡し、翌年は怪我で全米オープンを欠場し、世界ランクも20位台まで後退した。
奇しくも、その間にナダル選手とフェデラー選手が復活を果たし、覇権争いがまた彼らの手に渡った。
それでもジョコビッチ選手は今年1月の全豪オープンから復帰すると、怪我に苦しみながらも、全英オープンで完全復活。見事優勝を果たして世界ランクも10位まで上昇した。
全米オープンの優勝で、ジョコビッチ選手は世界ランク3位まで上り詰めた。再びナダル選手とフェデラー選手に引導を渡すことができるか。
強すぎてファンに影響が出る男・ジョコビッチ
「強すぎてつまらない」と思っていたファンがまた「強すぎてつまらない」と投稿するほど、ジョコビッチは完全復活を遂げている。
ジョコビッチ強すぎてつまらん→弱いジョコビッチはつまらん→ジョコビッチ強すぎてつまらん(今ここ)
— InsG a.k.a. 豆ゴリラ (@InsGorilla) 2018年9月10日
また、あるファンは、ジョコビッチを取り巻くファンまでを俯瞰した様子について投稿。復活劇をユニークにまとめていた。
ジョコビッチの弱体化に心を痛め、早く復活してくれと祈ってた人たちが、帰ってきた強すぎジョコビッチに嬉々として文句言ってんの面白いな、ジョコビッチには強くてムカつく存在であってほしかったんだな
— さのポョ (@sano_shaling) 2018年9月10日
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