女子ゴルフ国内トーナメントツアーは新型コロナウイルスの余波により2020年と2021年が統合されるという異例のシーズンとなった。その最終戦が今日25日開幕。大会は制限付きながら、2年ぶりに有観客で開催となった。
国内女子メジャーは「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」がその決戦の舞台(宮崎県・宮崎CC、6543ヤード、パー72)。
賞金女王争いも長いシーズンの最終戦で決着となる。今季9勝で現在、賞金ランキング1位の稲見萌寧と6勝で2位の古江彩佳の差は1696万8474円。賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円の今大会で、逆転はあるのか。
SPREAD編集部では、ここに順位による賞金獲得額を算出。暫定的に20位までの獲得賞金を下記の表に示した。古江が逆転するためには最低でも単独2位以上になる必要があるものの、その結果により、賞金額がどう変わるのか、稲見の順位次第の目安として欲しい。なお、順位がタイとなった場合は獲得賞金額に変動がある。
大会では、この2人に割って入るのが原英莉花。前大会では完全優勝、前週「大王製紙エリエールレディスオープン」でも勝ち名乗りを挙げており、2人の女王争いにどんな影響を与えるかも見ものだ。
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文・SPREAD編集部