【F1】アルファタウリ角田裕毅、デビューイヤー成績表 「クラッシュ期間は終わった」

(C)Getty Images/Red Bull Content Pool

■ルーキーから有力な若手選手へ

角田残留を決めたアルファタウリのフランツ・トスト代表はこのとき「角田のクラッシュ期間は終わった」と、チームが角田の状況を正しく評価したと思われる発言を残している。その後角田は第17戦アメリカGPで9位に入賞、さらにシリーズ最終戦のアブダビGPで自己最高の4位入賞を果たした。

なにしろ表彰台までコンマ5秒。チームメートのガスリー、メルセデスのバルテリ・ボッタスを従えてのフィニッシュだ。表彰台目前のこの4位入賞によって角田はチームの評価に応えデビューイヤーに対する合格点を決定づけた。

最終戦で自己最高の4位となった角田裕樹(C)Getty Images/Red Bull Content Pool

最終的に2021年にF1デビューを果たした3人のドライバーのうち角田は1人、選手権ポイントを重ね、ドライバー部門シリーズランキングで2021年出走した21名のドライバーのうち14位に食い込んだ。

無得点に終わったマゼピン、シューマッハとも戦闘力の低いハース・フェラーリに乗り、角田は強力なホンダPUを搭載したアルファタウリに乗ったという条件の格差があったとはいえ、角田はルーキーの関門を通り抜け、有力な若手選手として2年目のF1シーズンを迎えることになったのである。

■2021年ドライバーズランキング&角田裕毅の成績

◆角田裕毅、最終戦評価はハミルトンとフェルスタッペンに次ぐ3番手「格上レーサー達を上回った」

◆フェルスタッペンが語る角田裕毅の“強み”とは 「彼の存在はF1にとっても良い」

◆最終年最終戦最終周でホンダが30年ぶりの年間王者を奪取 「挑戦が報われ感無量」と田辺TD

著者プロフィール

大串信(おおぐしまこと)●モータースポーツ・ジャーナリスト

東京都世田谷区生まれ神奈川県逗子市在住。1986年、フリーランス・ライターとして独立、自動車レース関連記事の執筆活動に入り、F1グランプリを含む国内外モータースポーツが主戦場。かつての「セナプロ」を含め、取材対象となったドライバーの枚挙には暇なし。自らも4輪国内Aライセンス所持を所持するレーサー。グランツーリスモを含む、eSportsの造詣も深い。第2種情報処理技術者(現基本情報技術者)。オヤジ居酒屋の1人呑みが趣味。病的猫溺愛者。


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