【ダカール・ラリー】ステージ10でアウディがまたも1-2フィニッシュ 総合優勝がかかるトヨタ、ナッサー・アルアティヤのリードは32分強

終盤になってその実力を発揮する「ミスター・ダカール」ペテランセル(C)Frédéric Le Floch / DPPI

世界ラリーレイド選手権W2RC)開幕戦、「ダカール・ラリー2022」は12日、ワディ・アド・ダワシルをスタートしビシャを目指すステージ10を迎え、アウディのステファン・ペテランセルが2時間52分43秒で今大会初の首位フィニッシュを決めると、同僚のカルロス・サインツSr.も2分6秒遅れて2位に入り、またもアウディが1-2フィニッシュを決めるスペシャル・ステージとなった。

前身の「パリダカール・ラリーパリダカ)」から2輪と4輪を含め、本大会を14度制しているペテランセルのステージ優勝はこれで通算49回目。これまでの最多記録、パリダカを3度制しているアリ・バタネンが持つ50勝まで「あと1」とした。

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■3番手にはオーランド・テラノバが入る

アウディ勢は本ラリー、序盤にトラブルが重なり総合優勝の可能性がほぼ潰えているものの、終盤以降上位を快走中、今後のW2RCシリーズにおいて、他陣営に対し脅威となるであろう実力を見せつつある。

3番手には3分59秒遅れでBRXのオーランド・テラノバが入った。総合優勝を争うテラノバの同僚、セバスチャン・ローブは4分25秒遅れの5位。総合首位を堅持するTOYOTA GAZOO Racingナッサー・アルアティヤは5分50秒遅れの7位となり、ローブに1分25秒詰め寄られた形となったものの、トータルで32分40秒のリードを保ち、残り2ステージを戦う。

翌日のステージ11は計501kmとなるビシャ郊外のループ・コース。ここでアルアティヤに大きなトラブルがなければ、トヨタが総合優勝に大きく前進する。

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ステージ10結果

1.Stéphane Peterhansel/Edouard Boulanger (Audi) 2h52m43s
2.Carlos Sainz/Lucas Cruz (Audi) +2m06s
3.Orlando Terranova/Dani Oliveras Carreras (Bahrain Raid Xtreme) +3m59s
4.Henk Lategan/Brett Cummings (TOYOTA GAZOO Racing) +4m11s
5.Sébastien Loeb/Fabian Lurquin (Bahrain Raid Xtreme) +4m25s

7.Nasser Al-Attiyah/Mathieu Baumel (TOYOTA GAZOO Racing) +5m50s

総合順位(ステージ10終了時点)

1.Nasser Al-Attiyah/Mathieu Baumel (TOYOTA GAZOO Racing) 33h13m37s
2.Sébastien Loeb/Fabian Lurquin (Bahrain Raid Xtreme) +32m40s
3.Yazeed Al Rajhi/Michael Orr (Overdrive Racing Toyota) +55m48s
4.Orlando Terranova/Dani Oliveras Carreras (Bahrain Raid Xtreme) +1h29m18s
5.Kuba Przygónski/Timo Gottschalk (X-raid Mini JCW) +1h41m02s

文・SPREAD編集部


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