【今週の決戦】明治大学の先輩・後輩対決 楽天・島内宏明vsオリックス・福田周平はチーム浮沈の鍵となるか

オールドファンとしては、東北楽天ゴールデンイーグルスとオリックス・バファローズの対戦は常に「因縁の対決」という構図で見守ってしまう。2004年に勃発した球界再編問題により近鉄バファローズがオリックス・ブルーウェーブに吸収合併、その流れでライブドアと楽天が新球団構想を打ち出し、承認を受けた楽天による近鉄+オリックスからの分配ドラフトで、保有選手が決まったからだ。

それから18年が経ち、そんな歴史を知らぬ若いファンも増えたことだろう。

貯金14の首位ながら3カード連続負け越しで落としている楽天と、借金5の4位ながら直近3カードは計4勝3敗のオリックス、今季の対戦で楽天が6勝0敗という中で迎える交流戦前の最終カードになる。

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■島内は今季も快音連発

楽天の注目は、今季も4番に座る島内宏明だ。

ここまで打率.300、3本塁打、21打点の成績を残している32歳は、チームが調子を落とした中でも快音連発で、5月は打率.362の好打率をマークしている。そしてオリックス戦に限ると、前回5月8日の対戦でソロアーチを含む猛打賞をマークするなど、今季通算で打率.435(23打数10安打)と打ちまくっている。

この男の活躍が、今季の両チームの対戦成績に大きく影響しているのは間違いない。

一方、何としても「楽天からの勝利」を奪いたいオリックスでは、1番の福田周平に注目したい。主力野手陣の戦線離脱が続く中、自身も4月29日に新型コロナ陽性で登録抹消となっていたが、5月13日に1軍復帰を果たすと、そこから5試合連続安打中。

今季の楽天戦は3月の3試合のみで打率.167(12打数2安打)という状況だが、自身の調子は上向きなだけに今カードでの快音連発を期待したいところだ。

そして、現在29歳の福田にとって、楽天の島内は明治大時代の3学年上の先輩にあたる。

球団誕生の際の騒動も含めて因縁のある両チームだが、その中で先輩・後輩の「島内vs福田」に注目したい。

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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB


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