【MLB】大谷翔平、日米通算150号先頭打者弾は「まるでゴルフのティーショット」

日米通算150号を記録したエンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は22日(日本時間23日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席に左腕コール・アービンから6試合ぶりとなる第9号の先頭打者本塁打を放ち、日米通算150号を達成した。

大谷はその後も8回裏の第5打席でシングルヒットを放ち、2試合連続のマルチヒットを記録。試合は、マイク・トラウトの第12号ソロ弾などで、エンゼルスが初回からのリードを守り、4-1で勝利。シリーズを2連勝で締めくくった。

◆【実際の映像】大谷翔平の日米通算150号に本拠地熱狂 センターへの今季最長135m弾

■美しい弾道は「まるでゴルフのティーショット」

日米通算150号となる大谷のメモリアル弾の飛距離は、今季最長の443フィート(約135メートル)の特大弾であった。相手左腕コール・アービンと対峙した大谷は、カウント0-1からの2球目、真ん中高めに抜けた76マイル(約122キロ)のカーブをフルスイング。打球速度108.9マイル(約175キロ)、角度28度の弾丸はセンター方向へ高々と上がり、そのままフェンス後方の芝生に着弾。失投を自覚していたアービンは大谷に打たれた瞬間、利き手を太ももに叩きつけて悔しがる様子を見せた。

この特大弾について、地元メディア『オレンジ・カウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者は、Twitterで「マドン監督は試合後“大谷の打球はまるでゴルフのティーショットのようだ”と話すだろう」とその弾道の美しさを表した。

■「幻の犠牲フライ」という珍事

今日の試合ではこんな珍事も起こった。2回裏の第2打席、ノーアウト満塁で打席を迎えた大谷は、ライトへの294フィート(約89メートル)のフライを打ち上げた。犠牲フライには十分な飛距離であった。しかし、三塁走者のカート・スズキはタッチアップ後、なぜか途中で足を止め三塁に足を戻した。スズキの行動を見た二塁走者のタイラー・ウェイド右翼手は、慌てて元の塁に戻るが、ライトからの返球に間に合わずタッチで2アウトとなった。

大谷の打球は、打った瞬間 “犠牲フライ”になると誰もが疑わなかった。『ジ・アスレチック』のエンゼルス番記者、サム・ブラム記者はTwitterで「公式記録員ですら、一時“犠牲フライ”と書き、カートの得点を記録した」と伝え、MLB公式スコアも1点の追加をオンラインで配信した。同記録はすぐに修正され、大谷の犠牲フライは“幻の記録”となった。

■2年連続MVPへの期待が高まる

スポーツメディア『スポーツ・イラストレーテッド』は試合後の速報記事で、「この数試合、昨年のア・リーグMVP(大谷)は、さらにMVPレベルの活躍を見せている。エンゼルスも彼のおかげで最高のチームになっている。これは疑いようもない事実だ」と大谷を高く評価した。

打者・大谷は、5月22日(同23日)から過去15試合で、スラッシュライン(打率/出塁率/長打率).301/.343/.603、5本塁打、14打点、11得点を挙げている。直近のアスレチックスとの3連戦では、2試合連続のマルチ安打で打撃も復調の兆しを見せている。ここ最近の活躍に、現地メディアからは2年連続MVP獲得への期待が高まっている。

エンゼルスは23日(同24日)に休養を挟み、24日(同25日)から本拠地で6連戦が行われる。

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文・澤 良憲(Yoshi Sawa)


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