日米野球に参加するため来日中のMLBオールスターチーム。4年ぶりの開催とあって前回大会から顔ぶれが大幅に入れ替わり、参加メンバーのなかには今回が初来日の選手も多い。
「日本に行くことは僕のバケットリスト(一生のうちにしてみたいこと)だった」と語るのは、ロサンゼルス・ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス選手だ。
メジャーリーグ公式ツイッターがアップした動画では、初来日で楽しみにしていることや滞在中の過ごし方について語っている。
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エンリケ・ヘルナンデスにとって、日本を訪れることはバケットリストの一つでした。前田健太投手が彼のガイド役を務めるようですね!#日米野球 pic.twitter.com/MFZymSfY8H
— MLB Japan (@MLBJapan) 2018年11月7日
日米野球参加は夢が叶った瞬間
複数のポジションを守れるユーティリティプレイヤーとして、今季はドジャースで145試合に出場したヘルナンデス選手。
ワールドシリーズ進出チームで欠くことのできない存在になったが、そんなヘルナンデス選手も前回の日米野球時にはマイナーリーガーだった。そのときのことを懐かしみながら話す。
「そのときはまさか、こうやって代表チームに入れるとは思わなかったよ。メジャーリーガーになれるかも分からなかったしね。」
「でも、今回こうして代表に選ばれて夢が叶ったと言えるね。日本に行く夢も、野球選手になる夢もね」
試合では楽器を使った鳴り物応援が楽しみ
来日メンバーへのインタビューでは、それぞれの選手に日本で楽しみにすることを聞いている。多くの選手が日本の文化や観光に興味ありと答えた。
ヘルナンデス選手が注目したのは、アメリカにはない日本の鳴り物応援だった。
「SNSとかテレビで日本の野球の試合を観たことがあるけど、ファンのエネルギーがあって雰囲気がすごいよね。」
「トランペットとかで応援しているのを見ると、野球の場面を想像してしまうんだ。それも日本に行く楽しみのひとつだね」
前田健太の案内で日本観光も楽しみたい
試合のほかに日本の街を見て回るのも楽しみとヘルナンデス選手。チームメイトの前田健太投手に案内してもらう予定なんだとはにかんだ。
「きっと楽しいと思うよ。彼が来たときもロサンゼルスの街を案内したし、今度は彼のいたところを案内してもらえばちょうどいいよね。とても特別な経験になると思うんだ」
少年のような笑顔で日米野球が楽しみと話すヘルナンデス選手に、野球ファンからも歓迎の声が寄せられている。
- こうやってメジャーリーガーが日本に来ることを楽しみにしていることが嬉しい
- ワールドシリーズ直後だしかなりのハードスケジュールだと思う。感謝しかない
- ワールドシリーズ出たのに来てくれてそれだけでありがたいのに、こんなこと言ってくれたらファンになっちゃうね
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