イングランド・プレミアリーグ「チェルシー」で活躍した伝説的プレーヤー、ディディエ・ドログバ選手が来日。
11月26日に六本木ヒルズアリーナで、チェルシーのユニフォームのメインスポンサーである横浜ゴムとの共催イベントに登壇した。
同選手はコートジボワール代表としても活躍し、同国では歴代最多の65ゴールを記録している。

イベントでは事前にSNSを通して募集された質問に、ドログバ選手が直接回答した。
「チェルシーで一番いい選手は誰?」という質問には、「難しい質問だね……。チームメイトみんなから沢山のことを学ぶことができた」と特定選手の名前を挙げることに逡巡したものの、最終的にはフランク・ランパード選手に言及した。
「得点した時のパスはほぼ彼からきた。居残り練習も一緒にしたし、『2日前の練習は簡単だったから、もっと難易度を上げられないか?』といったように練習の質をチャレンジして高めていくことで、選手として成長でき、沢山のゴールやアシストをすることができた」
上記のようにランパード選手とのエピソードを振り返った。

(c) Getty Images
元イングランド代表のランパード選手は現在、フットボールリーグ・チャンピオンシップのダービー・カウンティFCの監督を務めている。
引退後の予定として指導者業も視野に入れているドログバ選手だが、かつてのチームメイトと指導者同士としてピッチで顔を合わせる日もやってくるかもしれない。

《関連記事》
記者発表会での言葉の節々から感じられた、イニエスタの人柄の良さ