【今週の決戦】セ・リーグCSファイナルステージは切り込み隊長対決、塩見泰隆 vs. 近本光司

リーグ連覇を達成した東京ヤクルト・スワローズに対し、レギュラーシーズン3位ながら2位・横浜DeNAベイスターズを破りから“下剋上”で、CSファイナル・ステージへ駒を進めた阪神タイガースが挑む。

ヤクルトに1勝のアドバンテージがある中、走攻守でチームに大きな影響力を持つ2人のバッターの対決に注目したい。

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■本来のバッティングを見せられるかが鍵

ヤクルトで期待されるのは、塩見泰隆だ。

今季レギュラーシーズン130試合に出場し、打率.276、16本塁打、54打点、24盗塁、出塁率.345。「1番センター」、チームの核弾頭として優勝に貢献した。昨季のCSでは3試合で打率.400、4打点の活躍。今季もシーズン最後の3試合を12打数6安打と調子を上げてきた。もちろん“村神様”の一発は期待したいが、同時に“秋の塩見”も頼りになる。

今季の阪神戦は22試合で打率.210、1本塁打、6打点と相性は良くないが、それだけに塩見が打てばヤクルトの勝機が増えることだろう。

一方、阪神で注目したいのが、近本光司だ。

今季レギュラーシーズンは132試合に出場し、打率.293、3本塁打、34打点、30盗塁、出塁率.352。5月までの「1番センター」から6月以降は3番打者として出場。DeNAを破ったCSファーストステージでは3試合で打率.455(11打数5安打)3打点1盗塁と活躍し、勢いに乗って神宮に乗り込んでくる。

ただ、今季のヤクルト戦は22試合で打率.190、1本塁打、8打点と最も相性が悪く、神宮球場では今季9試合で打率.086(35打数3安打)とほとんど打てていない。近本が神宮に向け、いかにアジャストして来るかが、ファイナル・ステージの勝敗を分ける。

今季の両チームの対戦成績は、ヤクルトが13勝11敗1分とリードしているが、神宮では阪神が7勝5敗と勝ち越している。その中で「塩見 vs. 近本」、どちらが本来のバッティングを見せられるか。

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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB


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