【JBCレディスクラシック/3連複3点勝負】軸は古豪ではなく「3歳馬」 相手も伏兵で万馬券射程

 

■もう1頭の3歳馬が波乱の使者か

毎回着順が入れ替わりそうな実力伯仲のメンバー構成だが、若い力に期待して3歳のグランブリッジを中心に据える。すでにレディスプレリュード1、2着馬を撃破している点は好感が持て、天皇賞・秋の結果からも、3歳世代の強さを見せてくれるのではないか。

当レースとの相性を考え、プリティーチャンステリオスベルを相手とする。実績を考え、ショウナンナデシコも加えたいところだが、枠順の運のなさ、レディスプレリュード3着馬の劣勢傾向や、配当面を考えると、ここはバッサリ切ってもよさそうだ。

穴でもう1頭の3歳馬ヴァレーデラルナを抜擢する。新馬戦を除き、すべて連対の堅実派。前走3勝クラスを勝ったばかりで、いきなりの大舞台は家賃が高いようにも思えるが、1800mで行われた過去6回の連対延べ12頭中2頭は重賞初出走だった点も踏まえると、決して無理筋ではないだろう。斤量差もあるし、3連勝中の勢いは侮れない。

◎(9)グランブリッジ
〇(10)プリティーチャンス
▲(4)テリオスベル
△(12)ヴァレーデラルナ

3連複軸1頭(3点)
軸:9
相手:41012

◆【JBCスプリント2022予想/3連複6点勝負】レッドルゼルの連覇に“黄信号” キーワードは前走・東京盃敗戦組

◆【アルゼンチン共和国杯2022/脚質傾向】逃げ・追込は勝率0% キラーアビリティは折り合い専念なら危険

◆【アルゼンチン共和国杯2022/前走ローテ】オールカマー組が最多2勝も、過去13頭が馬券に絡む“買い”条件

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。