鹿島アントラーズDF昌子源選手は、プロ入り後、3回大きな怪我に遭遇している。
1回目は、2013年の6月18日の練習中に発生した怪我。受傷名は、右膝外側半月板損傷だ。当時の昌子選手はレギュラーを掴みかけていたが、この怪我で復帰まで4か月もかかることに。
2回目は、2015年2月14日、水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチで発生した怪我だ。この時は、プレー中にチームメイトと接触。左手舟状骨骨折と診断され、半月後に手術を受けた。
3回目は、2018年7月25日の怪我。ロシアW杯直後に発生した。
2018年7月25日、セレッソ大阪戦の怪我
昌子選手が3回目の怪我を負ったのは、2018年7月25日のリーグ第14節セレッソ大阪戦のことだった。
前半39分、セレッソ大阪の水沼宏太選手が鹿島アントラーズのディフェンスラインの裏から飛び出し、シュートを撃つ。昌子選手はそのシュートをブロックしたときに左足が芝に引っかかってしまう状態になり、足首を捻ってしまった。
険しい表情で倒れたまま、動くことができなかった昌子選手。チームのメディカルスタッフに治療を施してもらったものの、痛みが引かずプレーができない。
結局、前半41分に町田浩樹選手と交代せざるを得なくなってしまった。ベンチに戻るときの昌子選手は、メディカルスタッフの肩を借りなければ、歩くことができない状態。めずらしい大きな怪我だということが、この様子からもわかる。
翌日の7月26日に鹿島アントラーズより発表された診断結果は、「左足関節捻挫、全治約3週間」だった。怪我について、昌子選手は「2013年以来の大きな怪我。今回もとにかく焦らず、リハビリに集中しようと思う」とコメント。リハビリ生活が始まった。
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2018年10月14日のルヴァンカップ準決勝で復帰
昌子選手が3回目の怪我から復帰したのは、2018年10月14日のルヴァンカップ準決勝・第2戦横浜F・マリノス戦だ。
51日ぶりにベンチ入りを果たした昌子選手は、後半から10分だけ途中出場。無事ピッチに立つ姿に、多くのファンが安堵した。
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