■日本の勝機は前半にありか
クロアチアは前回大会時から世代交代の必要性を問われていながら、未だ年齢層が高い。相手ボール時に前から奪いに行かないのは、そのせいだ。従って日本が最終ラインからビルドアップするのは容易なはずだ。前半30分くらいまでは様子を窺うのもクロアチアの特徴。日本が「前半は我慢、後半勝負」のプランを続けるなら、前半をスコアレスで折り返す難易度は高くない。

ベスト8入りを懸けてクロアチアに挑む日本代表(C)ロイター
しかし、3人の異なったタイプのゲームメーカーがいるクロアチアは、ピッチ上で常に微修正を繰り返す集団。前半は凌げても、後半は相手もギアを上げてくる。後半勝負の森保采配は攻撃的な選手がピッチに勢ぞろいし間延びする傾向にある。老練なクロアチアには思う壺になりかねないだろう。
従ってこの試合に限っては、「前半勝負、後半に我慢」に勝機を見出すポイントがありそうだ。ここまで無得点の前半に先制点を奪うことがベスト8進出の鍵を握るのではないだろうか。
優勝経験国を撃破して来た森保ジャパンは前回大会の準優勝国を下し、「新しい景色」を見ることができるだろうか日本が史上初のベスト8進出を狙うクロアチア戦は、日本時間6日0時キックオフだ。
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文●新垣博之(しんがき・ひろゆき)










