【金鯱賞/WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

 

【金鯱賞/WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

■WIN3)中京11R・金鯱賞は一点勝負

脚質傾向では逃げ【2.2.1.5】、先行【3.5.2.23】、差し【5.3.8.31】、追込【0.0.0.39】と後方一気は決まらない。昨年も後方から攻めたポタジェが上がり最速34秒2の末脚を見せたものの4着、2021年もキセキが最後方から迫ったが5着と、実力馬でも先頭には届かない傾向がある。

想定1番人気に支持されるであろうブログノーシスはデビューから7戦を後方からの追込競馬で勝利していることを考えると、ここは思い切って消しの判断。

注目したいのはマリアエレーナ。前走同コースで行われた愛知杯で、序盤から好位追走で攻め、重馬場ながら上がり3F34秒4の末脚で3着に入る好走を見せた。さらにイクイノックスやパンサラッサなどが出走した昨年の天皇賞・秋では最終コーナーで不利がありながらも7着と能力の高さを見せている。本レースでは斤量55.0キロと前走・愛知杯や昨年の天皇賞秋よりも1キロ以上軽いこともあり、好走する可能性は高い。

よってここはマリアエレーナで1点突破を狙う。

(2)マリアエレーナ

■WIN4)阪神11R・フィリーズレビューは末脚勝負

例年早い展開となる本レースは、逃げ・先行が過去2勝、差し・追込が過去9勝(2019年の同着含む)と最終直線での切れ味勝負となっている。昨年も前半3Fを33秒5で通過する早いレース展開の中、4角11番手の位置から上がり最速34秒2の末脚を見せたサブライムアンセムが白星を挙げている。

今年はトラベログ、リバーラ、ポリ―ファリアといった先行馬が多数出走する予定もあり、例年通り早い展開となることが予想され、その場合は差し・追込馬が有力となる。

上記のレース展開で後方から直線一気で決める場合、上がり3F34秒台の末脚が必須。その為同コースで行われた昨年のファンタジーSで上がり最速34秒2の末脚を見せたブトンドール、前走・エルフィンSで最後方から上がり最速33秒2の豪脚を見せたシングザットソングの2頭に絞っていく。

(13)ブトンドール
(12)シングザットソング

■WIN5)中山11R・アネモネSは伏兵も候補

過去10年、逃げ【1.2.0.7】、先行【7.3.3.28】、差し【1.4.4.41】、追込【1.1.3.44】と最終直線の短さから差し・追込はマクリにいかない限り決まりにくい。今回出走予定馬の中でマクリの競馬を得意とする馬はおらず、素直に先行馬の中から選ぶのが得策。

また別のデータを見ると、前走着順では1~4着で10勝、さらにキャリア3戦目~5戦目の馬に勝ち星が集中していることを考慮すると、これらのデータをクリアする馬が狙い目となる。

今回この条件に該当するのはスピードオブライトクイーンオブソウルエッセレンチジュエルピーチ

伏兵も含まれるが、データ重視で攻めに行く。

スピードオブライト
クイーンオブソウル
エッセレンチ
ジュエルピーチ

WIN1:ジューンアマデウス、テンカハル
WIN2:エピファニー、ゾンニッヒ、ラインベック、ノルカソルカ
WIN3:(2)マリアエレーナ
WIN4:(13)ブトンドール、(12)シングザットソング
WIN5:スピードオブライト、クイーンオブソウル、エッセレンチ、ジュエルピーチ
計64点

◆【金鯱賞2023予想/追い切り診断】重賞未勝利組で“最上位”の「A」評価 「勝ち負けを意識できるデキ」

◆【金鯱賞2023予想/血統傾向】実績上位が想定オッズ“2桁”の妙味 単回収値「1594」は無視できない

◆【金鯱賞2023予想/穴馬アナライズ】想定“5人気”前後の伏兵 「戦ってきた相手を考えれば当然買い」

文●塚本元気(SPREAD編集部)