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【ブンデスリーガ】39歳長谷部誠、ドイツ誌ロングインタビューで語る サラダ、オレンジジュースそしてブリトニーの謎

 

【ブンデスリーガ】39歳長谷部誠、ドイツ誌ロングインタビューで語る サラダ、オレンジジュースそしてブリトニーの謎
元サッカー日本代表主将の長谷部誠 (c)Getty Images

ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約を2024年まで延長した元日本代表の長谷部誠が、ドイツ最大のスポーツ専門誌『Sport Bild』電子版でロングインタビューに応じ、こだわりの食生活や音楽について語っている。

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■ブンデスリーガに名を刻む日本のレジェンド

同誌は「ディフェンスのボスは来季、ブンデスリーガの歴史において5人目となる40歳以上でピッチに立ったフィールドプレーヤーになる可能性がある。すでに今も彼は他のどの選手よりも2歳以上も年上なのだ。その鍵となっているのは、プロフェッショナルな生活スタイルにある。日本代表内では、規律正し過ぎる行動を取ることを“長谷部か!(真面目か)”と言うくらいだ」と紹介。ブンデスリーガの歴史に名を刻むレジェンドの秘訣と意外な素顔、そして残された目標について引き出している。

最初の質問として、海外初挑戦となったヴォルフスブルク時代(2008年から2013年に在籍)、チームでマクドナルドに行った時にいつもサラダとオレンジジュースだけ注文していたという語り草のエピソードについて振られると、「アウェー戦後、何度か夜中の1時とか2時に(マクドナルドに)立ち寄ったことがありました。そもそも僕は行きたくなかったんですけど、チームメートに合わせなきゃいけないですから。みんなフライドポテトとかハンバーガーを食べていましたが、僕は夜中を過ぎるとそれを受けつけなくなるんです。だからサラダとオレンジジュースを頼んだら、みんな笑いましたね。僕は、笑えばいいよ、自分はブレずにいようと思いましたね」と、周りの空気を読みつつも、自分を貫き通したエピソードを披露。
 
さらに、トレーニング中のBGMとしてアメリカの人気歌手であるブリトニー・スピアーズさんの曲をかけていることについて聞かれると、「トレーナーさんやアシスタント・コーチは僕と同世代なので喜んでくれますね。けれど、チームメートはもはやDJ Hasebeを望んでいないので、ウェイトルームに自分一人の時だけしか流せないですね」。ジェネレーションギャップに押され気味なことをユーモア交えて語っている。

■指導者としての姿にも期待

ドイツ誌のインタビューに応じた長谷部誠(C) Getty Images

チームが好調なシーズン前半から一転、後半は苦しんでいることについては、「後半の方が内容のいい試合は多いものの、結果がそれに伴っていないと思います。もう20年以上プロとしてやっていますが、なぜサッカーにはそういうことがあるのか分かりませんね。全てを合理的に説明とはいきません。この先、トップクラブを目指すのであれば、この状況を乗り越えなくてはいけない」と、今は辛抱の時であるとの見方をしていた。

今季は、マリオ・ゲッツェが審判に対する不平で何度も警告を受けている。これについては「僕がやってきたことを引き継いでくれていますね。これまで審判と頻繁に話をすることで(まわりに)行動で伝えたかった。それを今は彼がやってくれている。僕にとってはいいことですよね。そうでなければ、彼のイエローカードは僕がもらっていたでしょうから(笑)」と、ゲッツェが自身の思いを受け継ぎ行動していることに感謝していた。

インタビューの中では、オリバー・グラスナー監督の言動をメモに書きとめ、着眼点を置いている部分も明かした長谷部。指導者としての姿に大きな期待をかけずにはいられないが、選手として叶えたい夢について問われると、このように明かしている。

「どんな形でもいいので、何としてもアイントラハトでもう一度ゴールを決めたいですね。ここで決めた2得点は6年以上も前ですから」

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チームがどんな状況にあっても頼りになる存在であり、年齢とともに進化を重ねてきたことでレジェンドの地位を確立しているが、ドイツのファンにとってはその人となりに近づける興味深いインタビューになっていた。

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文●SPREAD編集部