マツダスタジアムで、横浜DeNAベイスターズ対広島東洋カープの3連戦が行われる。
3位の広島は現在2連勝中、首位DeNAも3連勝中と上り調子。今季の対戦成績はDeNAが6勝3敗とリードしており、5月18日以来の対戦に注目が集まる。
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■広島の新4番・西川が“好相性”を活かすか
広島の注目は、今季好調の西川龍馬だ。
ここまで67試合で打率.316、6本塁打、28打点という好成績。6月は19試合で打率.351をマークしている。13日からは4番打者として活躍、9試合で打率.400、今季のDeNA戦は9試合で打率.382の好相性を誇っており、ファンの期待は高まる一方だろう。
一方、DeNAの注目は主砲・牧秀悟だ。
WBC出場を経て迎えた今季、ここまで不動の4番として65試合に出場。打率.295、11本塁打、46打点。4月を終えて打率.235と出遅れたものの、5月に月間打率.304と巻き返しを見せると、6月は西川と並ぶ月間打率.351と好調をキープ。シーズン序盤の広島戦では打率.222と抑え込まれるも、昨季は打率.340と得意にしているカードのため、約1カ月ぶりとなる対戦で猛打を期待したい。
両チームのゲーム差は「4.5」。6月の月間打率トップを争う好調4番対決がどのように影響をもたらすのか。「西川vs.牧」の打撃が、勝敗の行方を大きく左右するはずだ。
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提供●Baseball Times