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【新潟記念/WIN5予想】メインはハンデに恵まれた“想定2桁”オッズの伏兵も候補 「一点突破」は小倉2歳Sの先行馬

 

【新潟記念/WIN5予想】メインはハンデに恵まれた“想定2桁”オッズの伏兵も候補 「一点突破」は小倉2歳Sの先行馬

9月3日に新潟記念(GIII、新潟芝2000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。

JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は、的中票数1064票、払戻金45万1740円となり、先週からは落ち込んだ。しかし今週は荒れる傾向のレースも多く、高配当に期待ができそうだ。

ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。

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■メインは実力馬とハンデに恵まれた伏兵

新潟記念は、10年間で3連単が50万を超えるレースが2回もあり、比較的荒れやすい。昨年も1着に10番人気のカラテ、2着に9番人気のユーキャンスマイル、3着に3番人気のフェーングロッテンが入り3連単70万9120円の大波乱が起きた。下位人気の馬にもチャンスがあるレースと見て良さそうだ。

本レースは例年後傾ラップを刻み、勝負は長い最終直線に持ち込まれることが多い。脚質を見ても、差し5勝、追込3勝と中団から後方に控えた馬が台頭。一方で先行は2勝、逃げは0勝と厳しく、馬券内に入ることはあっても、最後でかわされることが多い。また上がり3Fのタイムを見ても、1位が最多5勝2位が2勝と例年末脚勝負となっている。

今回のメンバーを見るとサリエラが新潟記念でも末脚を爆発させると見た。サリエラを抑えつつ、前走・関ケ原Sで上がり2位の末脚を見せ優勝、今回は斤量53キロとハンデにも恵まれているファユエンを候補に入れ、高配当を狙っていく。

■小倉2歳Sは前走小倉を制した馬で一点突破

今回警戒すべきは、WIN4小倉11R・小倉2歳S。夏競馬の最終週に行われる2歳重賞は、平均3連単16万9733円とやや荒れる傾向。とくに昨年は4番人気のロンドンプランが1着に入るなどで、3連単は37万6700円を記録した。今回はここが山場と見て勝負をする。

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まずWIN1小倉10R・宮崎Sは小倉で8~9月に行われた3勝クラス(ダ1700m)全16鞍から分析。逃げ2勝、先行6勝、差し6勝、追込2勝だが、差しと追込はいずれもマクリによるもの。ここは先行馬を手広く押さえて突破を狙う。続くWIN2新潟10R・両津湾特別はダ1800mで行われた全9鞍から分析。新潟ダ1800mはコーナ角度がきつい影響もあり、4角で前にいた馬がそのまま押し切る傾向が強い。その証拠に先行馬は7勝、残り2勝は差しと追込だが、いずれもマクリでの勝利。WIN2は実力ある先行馬3頭に絞り攻略する。

WIN3札幌11R・丹頂Sは洋芝+札幌最長の2600mとスタミナが問われるタフなコース。ここは過去の実績から、前走・札幌日経オープンで3着に好走したダンディズムと、昨年のステイヤーズS5着という実績を持つメロディーレーンの2頭で勝負する。

注目のWIN4小倉11R・小倉2歳Sは先行馬が有利な傾向ではあるものの、メンバーによっては前が総崩れを起こすケースもある。昨年も4角13番手のロンドンプランが差し切り優勝。2着と3着も中団から後方に控えた馬が入線している。今回のメンバーを見ると、前走序盤から逃げ切りもしくは番手追走で勝利した馬が多く、今年も前が崩れる可能性は高い。そうなると前走・同コースで行われた新馬戦で、スタートから好位追走し上がり最速の末脚でマクッたパッシングシャワーが最右翼と見た。WIN4はパッシングシャワーで一点突破を狙う。

結論は以下の通り。

WIN1:サウンドウォリアー、メイショウミカワ、ストームゾーン、ラズルダズル
WIN2:コスタノヴァ、ティルドーン、モルチャン
WIN3:ダンディズム、メロディーレーン
WIN4:パッシングシャワー
WIN5:サリエラ、ファユエン

計48点

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文●塚本元気(SPREAD編集部)