8日から、阪神甲子園球場で阪神タイガース対広島東洋カープの3連戦が行われる。
阪神はついに貯金を大台「30」に乗せて、優勝マジック「12」のセ・リーグ首位。対する広島は貯金「14」の2位。今季対戦成績は阪神が10勝7敗1分とリード、首位攻防戦で広島が最後の意地を見せられるか。
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■広島、3連勝で奇跡への足掛かりなるか
阪神の注目は、森下翔太だ。
今季73試合に出場して、打率.242、9本塁打、39打点。シーズン前半戦は打撃不振に大いに苦しんだ大卒ドラフト1位ルーキーだが、7月以降は調子を上げて8月は24試合で打率.268、3本塁打、13打点と堅実な働きを見せた。そして9月は5試合で打率.350(20打数7安打)で3本塁打、4打点と絶好調。広島戦も対戦成績.325と相性が良く、7月30日以来の甲子園でのアーチを期待したい。
対する広島は、野間峻祥に注目だ。
今季100試合に出場して打率.286、0本塁打、23打点。こちらも開幕当初はなかなか打撃の調子が上がらなかったが、徐々に快音を響かせて8月は24試合で打率.293をマーク。そして9月は6試合で打率.333(24打数8安打)と好調だ。2番もしくは1番打者として存在感を見せている。そして今季の阪神戦は対戦打率.367と同一リーグ内でもっとも相性が良く、中軸に繋げる出塁で存在感を見せたい。
現在、両チームは8ゲーム差が開いているが、広島が3連勝できれば好機も生まれてくる。好調「森下vs.野間」の打撃が首位攻防戦のキーポイントになりそうだ。
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提供●Baseball Times