ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は13日(日本時間14日)、敵地で行われたシアトル・マリナーズ戦のスタメンから外れ、10試合連続で欠場した。
チームは2-3で敗れ、同カードは1勝2敗で負け越し借金は「11」となった。
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■打点ランキングに急変動
大谷は4日(同5日)のボルチモア・オリオールズ戦の試合前の打撃練習で右わき腹を負傷。精密検査で軽度の炎症と診断されて以来、欠場が続いている。
そんななか、打点王ランキングで大きな動きがあった。現在1位のカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)と、3位のフリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)の台頭だ。
タッカーは大谷の欠場前日の3日(同4日)まで99打点で2位だったが、13日(同14日)に27号ソロを放つなど直近5試合で6打点をマーク。一気に首位へと躍り出た。
マリナーズのロドリゲスは8月に打率.429、30打点を記録するなど躍動。9月に入ってからもコンスタントに打点を稼ぎ、11日(同12日)からのエンゼルス3連戦では4打点を記録。直近6試合で3本塁打、6打点を叩き出し、大谷を抜いてリーグ3位へと急浮上した。
なお打率と本塁打は大谷が最後に出場した3日(同4日)以来、ランキングに変動なし。
本塁打2位のロベルトJr.は9月に入って本塁打なし。3位のアドリス・ガルシア(テキサス・レンジャーズ)は7日(同8日)に10日間の負傷者リスト(IL)入りしており、大谷初の本塁打王は手堅そうだ。
9月13日(同14日)現在のア・リーグ打撃ランキングは以下の通り。
【打率】
1位 .340 コリー・シーガー(レンジャーズ)
2位 .324 ヤンディ・ディアス(レイズ)
3位 .306 ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
4位 .304 大谷翔平(エンゼルス)
5位 .291 吉田正尚(レッドソックス)
【本塁打】
1位 44本塁打 大谷翔平(エンゼルス)
2位 35本塁打 ルイス・ロベルトJr.(ホワイトソックス)
3位 34本塁打 アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
4位 31本塁打 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
【打点】
1位 105打点 カイル・タッカー(アストロズ)
2位 100打点 アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
3位 99打点 フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
4位 95打点 大谷翔平(エンゼルス)
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文●SPREAD編集部