羽生結弦のピンチをイチローが救う…22日のスポーツ紙一面

3月21日、東京ドームで行われたシアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスによるメジャーリーグ開幕戦シリーズ第2戦の試合終了後、現役引退を正式に発表したイチロー選手。

2019年3月22日の朝。「イチロー引退」の6文字が、全てのスポーツ紙の一面を飾った。まさに日本中が、プロ野球界のレジェンドの見せる最後の一挙手一投足に注目している。

(c)Getty Images

そんな中、スポーツ紙の「イチロー引退」一面ジャックにある意味で「救われた」のが、フィギュアスケートの羽生結弦選手なのかもしれない。

悔しさあふれる会見

3月20日に開幕し、21日に男子のショートプログラムが行われたフィギュアスケートの世界選手権。

右足首の故障からの復帰戦となった羽生選手であったが、ショートプログラムでは1回目の4回転サルコウが2回転になるなどのミスが重なり、3位発進と出遅れをとる形となった。

演技後の会見で「久しぶりに頭が真っ白になりました」と語った羽生選手だったが、途中で思わず「めちゃくちゃ悔しいですけどね」と本音もポロリ。

「でも、一面に『悔しい』って書かれるのもちょっと嫌だなと思った」とのことで冒頭の台詞に至った旨を説明するも、今度は「『頭が真っ白になった』が書かれるのか……嫌だな」とまたもや本音が出てしまう。

最後に記者に対して「書かないでください!」とお願い?する場面もあった。

22日のスポーツ紙は全紙一面「イチロー引退」

自身のネガティブ発言がスポーツ紙一面に掲載されるのに抵抗があった?羽生選手であったが、実際には22日のスポーツ紙ほぼ全てが「イチロー引退」を一面に掲載。

「イチロー引退」の文字がなければ、羽生選手が恐れていたように「羽生『めちゃくちゃ悔しい』」「羽生『頭が真っ白』」などのネガティブ発言がスポーツ紙の一面を飾っていたかもしれない。

思わぬ形でピンチを免れた羽生選手。注目の世界選手権男子シングル・フリースケーティングは23日の17時30分より行われる予定だ。

3月24日のスポーツ紙一面は「羽生逆転優勝」あるいは「羽生結弦復活」などのポジティブな表現で飾ることができだろうか。

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