カブスの今永昇太投手が8日(日本時間9日)、米アリゾナ州メサで行われたマリナーズとのオープン戦に先発。2度目の登板は、3回57球を投げて4安打2失点2四球5奪三振。フォーシームの最速は93マイル(約150キロ)だった。
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■今永を「唯一無二」と称賛
6日(同7日)には、米専門局『MLBネットワーク』の番組「MLB Tonight」で、同僚カイル・ヘンドリックス投手が今永について語った映像が公開。“プロフェッサー”と呼ばれる屈指の頭脳派右腕が新人今永を称賛した。
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ヘンドリックスは今永の印象について「ショウタは素晴らしいね。英語がとても上手いし、チームに溶け込む様子や自分で何でもこなそうとする姿勢が唯一無二だと思う。最高の男、最高のチームメートだから話してて面白い。彼のピッチングを見て勉強させてもらうことも多いよ」と、語った。
今季35歳を迎えるベテランのヘンドリックスは、抜群の制球力を活かし、ブレーキの利いたチェンジアップとシンカーで打者のタイミング外す技術に長けている。「投げる哲学者」と称された今永にとっては相性抜群。メジャーで生き抜くためのお手本になってくれる存在だろう。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)