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【MLB】今永昇太、メジャー“最高評価”の球種フォーシーム 全選手トップの抑止力「+13」を公式データで解析

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】今永昇太、メジャー“最高評価”の球種フォーシーム 全選手トップの抑止力「+13」を公式データで解析
カブス・今永昇太(C)Getty Images

カブス今永昇太投手は29日(日本時間30日)、敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブルワーズ戦に登板予定。今季10試合目のマウンドで、同地区ライバル相手にどのような投球を見せるか注目だ。

ここでは、デビュー9先発で5勝負けなし防御率0.84と快進撃を続ける今永を公式データで掘り下げてみたい。

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■決め球スプリットも大きな武器に

MLB公式のデータページ『Baseball Savant』で今永の球種割合を見ると、全780球でフォーシームがもっとも多い58.2%を占める。続いてスプリット31.8%、スイーパー6.3%、カーブ3.2%、データ上ではシンカー0.4%(3球)、チェンジアップ0.1%(1球)も記録されている。

とりわけ光るのがフォーシームの指標で、球種別のRunValue(ランバリュー)では今季のメジャー全投手全球種の中でナンバーワンの「+13」を計測。球界で一番「失点を抑止する」球種を投げていると捉えていい。

今季被打率.164のフォーシームは、2ストライク時に限ると.085(45打数4安打)とさらに凄みを増す。平均2439回転/分はメジャー全体で43位、左腕では7位にランクイン。平均球速91.9マイル(約147.9キロ)は下位18%に相当するが、同様の球速帯で比較すると18%ライズ成分が多く、非常に伸びのあるボールを投げていることがわかる。加えて、決め球スプリットの空振り率45.7%は今季100球以上投じた先発投手の中でトップ。ほぼ2球種で、メジャーの並み居る強打者たちを牛耳っているのだから驚きだ。

また、初球ストライク率が68.4%と極めて高く、四球率4.3%は今季200打席以上対戦した投手の中では11位タイに。抜群の制球力が今永の躍進を支えている。デビュー9先発で防御率0.84は、防御率が公式記録となった1913年以降で(オープナーでの登板を除き)最高記録。文字通り、野球史上ナンバーワンの滑り出しを見せた。

果たして、この勢いはどこまで続くのか。偶然ではない確かなデータが快進撃を裏付けている。

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