ドジャースは3日(日本時間4日)、敵地でエンゼルスと対戦し、延長10回に勝ち越して10-6で勝利。大谷翔平投手のエンゼルスタジアム凱旋となった試合に勝利した。
地区優勝に向けて順調に歩を進めるなか、怪我からの復活を目指すのが山本由伸投手。2度目のマイナー登板を果たし、復帰に向けて一歩ずつプロセスを踏んでいる。
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■6月のロイヤルズ戦で緊急降板
今季12年契約でドジャースに加わった山本は、開幕から14試合に登板し6勝2敗、防御率2.92と安定した投球を続けていたが、6月15日(同6月16日)のロイヤルズ戦で2回を投げ緊急降板。腱板損傷のため負傷者リスト(IL)し、7月13日(同14日)には60日間のILに移行していた。
2度目のマイナー登板となった3日(同4日)は、2回を投げ被安打2、2四球、3奪三振の2失点。試合の様子を伝えた『Honestly Dodgers』のXでは「彼は3イニングを投げる予定だったがオマー・ナルバエスとの対戦で17球を投げたことでその計画は狂った」としながらも、「堅実な2度目の先発だった」と評価。「コマンドはかなり良好で、彼はこの試合を通して数インチしかずれていなかった」と制球力には称賛の言葉が挙がっている。
山本はメジャー復帰に向けて順調にステップを踏んでるとされており、シーズン中の登板が見込まれる。地区優勝が見えてきたチームにおいて、ポストシーズンやその先に見据えるワールドシリーズ制覇に向けて日本の最強右腕が救世主となれるかは注目が集まる。
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