張本美和、孫穎莎との準決勝は2連続デュースの激闘 1ゲーム奪取の16歳が逆転で初勝利なるか【WTTチャンピオンズマカオ】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

張本美和、孫穎莎との準決勝は2連続デュースの激闘 1ゲーム奪取の16歳が逆転で初勝利なるか【WTTチャンピオンズマカオ】
張本美和(C)WTT

卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は14日、女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)は同1位の孫穎莎(中国)と対戦。1ー2で張本美がリードされている。

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■連日の中国勢相手に奮闘

前日には世界6位の陳幸同(中国)相手に逆転勝利を収めて勝ち上がった張本。WTTシリーズでは0勝5敗の女王、孫穎莎との戦いは激闘となった。

序盤から激しいラリーの攻防となったなか、第1ゲーム張本は力強いスマッシュを決めるなど攻めの姿勢を見せる。孫穎莎の強打を浴びながらも粘り強く対応し、7-6と形勢を逆転させる。終盤まで僅差の状況が続いたなか、張本が先にゲームポイントを取る。10-7から2ポイントを奪われたところで張本がタイムアウト。デュースにもつれた展開を孫穎莎に10-12で奪われる。

第2ゲームは、立ち上がりから孫穎莎がパワーを活かして3連続ポイント。張本はつっつきからのバックハンドなどでポイントを奪い食い下がり6-6の同点に。その後もバック中心のラリーが続くなか、張本が2ポイント連取し9-7とリードする。鋭い回転のサービスでゲームポイントを奪った張本だがまたもデュースにもつれ込む。張本の左右に揺さぶるフォアハンドにを拾うなど粘りを見せた孫穎莎に12-14で連取される。

第3ゲーム、張本が0-1から3連続ポイントで波に乗るが、孫穎莎も力強いバックを懐に沈めるなど互いの意地がぶつかり合う。5-5からのラリーをものにした張本が連続ポイントを奪い、相手が差を詰めるなかゲームポイントを奪う。10-9となった最後は張本が孫穎莎の驚異的なレシーブを返し11-9でものにした。

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