ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は30日(日本時間31日)、本拠地でのドジャース戦に「3番中堅」で先発出場。初回の第1打席に、ワールドシリーズ初アーチとなる先制2ランを放った。
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■初球フォーシームをフルスイング
今季58本塁打、ポストシーズンで打撃不調が続いていた2冠王のジャッジ。1勝3敗で崖っぷちに追い込まれたワールドシリーズ第5戦で、貴重な先制点をもたらす豪快アーチを記録した。
両チーム無得点の1回裏、1死一塁で迎えた第1打席。ジャッジは相手先発ジャック・フラハティ投手の初球真ん中フォーシームを豪快に振り抜くと、角度28度で舞い上がった打球は、速度108.9マイル(約175.2キロ)で逆方向へ一直線。飛距離403フィート(約122.8メートル)の一打は、満員の大観衆が待つ右翼スタンドへと飛び込んだ。
現地実況を務める『FOXスポーツ』は「初球を振り抜いた、眠れる巨人がついに覚醒!」と絶叫。主役の一振りを大興奮で伝えると、ジャッジのベース一周を敬意を持って沈黙で見守った。
ヤンキースはその後、ジャズ・チザムJr.内野手にも一発が飛び出し初回から3点を先制。2回表が終わり、3-0でリードしている。1勝3敗からの更なる巻き返しはなるか。
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