ドジャースからフリーエージェント(FA)となったテオスカー・ヘルナンデス外野手。同球団からのクオリファイング・オファー(QO)は拒否したものの、その後の動向が注目されていた。
そんななか、MLB公式は32歳のスラッガーの近況をレポート。ドジャースとの再契約が近づいていると報じた。
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■大谷に次ぐチーム2位の本塁打
T・へルナンデスはドジャースに加入した2024年シーズン、154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点をマーク。大谷翔平投手に次ぐチーム2番目のホームランを記録する活躍で、ドジャースの4年ぶりの世界一に貢献した。
ドジャースからFAとなった32歳をめぐってはレッドソックスやオリオールズなど他球団からも関心が示されてきたが、MLB公式は5日(日本時間6日)、「ドジャースがテオスカーの復帰に近づいている」と報道。再契約の可能性が高まったと伝えている。
記事内ではドジャースの記者を務めるデービッド・バッセイ氏が地元ラジオ局に語った内容を紹介し、「ドジャースとこの強打の外野手は契約の最終的な詳細を詰めようとしている。そのため、テオスカー・ヘルナンデスはドジャースと再び一緒になる可能性は高くなった」と述べている。
なお、記事内ではT・ヘルナンデスの獲得に成功した場合、ドジャースの外野の一角が埋まることになると記されており、T・ヘルナンデスが主に左翼を守り、2024年シーズン途中に加入したトミー・エドマン外野手が中堅を担うと見られる。右翼をシーズン途中から務めたムーキー・ベッツの内野への再転向が予想されるなか、さらなる外野手の確保に動くかも注目が集まる。
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