【MLB】ソトの契約規模が大谷翔平超えへ 「15年総額1126億円に達する可能性」と米記者 最終候補5球団は“900億円超”オファー提示

【MLB】ソトの契約規模が大谷翔平超えへ 「15年総額1126億円に達する可能性」と米記者 最終候補5球団は“900億円超”オファー提示
フアン・ソト(C)Getty Images

米スポーツ専門局『ESPN』は5日(日本時間6日)、今オフのフリーエージェント(FA)市場に関する最新情報を紹介。その中で最大の目玉であるフアン・ソト外野手について、大谷翔平投手がドジャースと結んだ「10年総額7億ドル」という契約を上回る可能性を指摘した。

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■FA市場はソトの決断で一気に動くか

ヤンキースからFAになったソトを巡っては、最終候補に残っている5球団がすべて6億ドル(約900億円)超えのオファーを提示していることがすでに判明している。しかし、ヤンキース、メッツ、ドジャース、レッドソックス、ブルージェイズによる争奪戦は佳境を迎え、契約規模はさらに膨らんでいるようだ。

『ESPN』は同局の名物記者、バスター・オルニー氏とジェフ・パッサン氏による対談記事を掲載。両氏は来週から始まるウインターミーティングを前に、移籍市場の現状について語り合った。

その中でパッサン記者は「ハイエンドなFA市場の多くはソトの存在によって停滞している。しかし、彼がチームを決めれば、彼を獲得できなかったチームは代替案に切り替えるだろう。その結果、12月の残り期間は、近年では最も取引が活発化する可能性がある」と指摘した。

■「とてつもない金額。後払いも」

すると、オルニー記者は「それは入札の絶好のタイミングでもあり、後払いを活用することで、彼の契約が15年で7億5000万ドル(約1126億円)に達することも十分にあり得る」と応じ、大谷が昨オフに結んだ「10年総額7億ドル(約1051億円)」を超える契約になると予想した。

パッサン記者も「それはとてつもない金額で、後払いが含まれるかもしれない。オオタニが以前の記録を2億7500万ドルほど上回る7億ドルで契約を結んでから1年も経たないうちに、ソトはそれを超える可能性がある」と同意した。

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ソトの新天地に関しては、現地9日から米テキサス州ダラスでスタートするウインターミーティング中に決まるという予想が大勢を占めており、移籍先と合わせて契約規模にも注目が集まっている。

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