巨人から海外フリーエージェント（FA）権を行使してメジャー移籍を目指していた菅野智之投手が16日（日本時間17日）、オリオールズと契約合意したことを球団の公式Xが伝えた。
ベテラン右腕の獲得を、現地メディアが各所で報じている。
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■「ケガに悩まされたシーズンを経て、2024年に大復活」
オリオールズの公式Xは同日、「オリオールズへようこそ、菅野智之投手」と投稿した。
『ESPN』のジェフ・パッサン記者によると、契約は1年1300万ドル（約20億円）だという。
35歳の菅野は今季、156と2／3回を投げて防御率1.67、与四球16、111奪三振をマーク。MLB公式サイトは「日本で最も歴史のある球団である読売ジャイアンツで長年エースとして活躍した」「スガノはNPBで最も多くのタイトルを獲得した投手の一人だ」と絶賛。さらに、「ケガに悩まされた23年シーズンを経て、2024年に大復活を遂げた」とケガを乗り越え、今季の15勝3敗と勝利数でリーグ1位、防御率2位の成績を収めたベテランを評価した。
オリオールズは過去に日本選手も在籍しており、菅野は上原浩治氏（2009年-11年）、和田毅氏（2012-2013年）、藤浪晋太郎投手（2023年）に続く4人目の日本選手となる。
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