【MLB】米専門局が2025年の補強動向を格付け ド軍は堂々1位で「WS優勝候補として参戦」 佐々木朗希獲得なら歴史的記録も視界

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

【MLB】米専門局が2025年の補強動向を格付け ド軍は堂々1位で「WS優勝候補として参戦」 佐々木朗希獲得なら歴史的記録も視界
T・ヘルナンデス、佐々木朗希(C)Getty Images

2024年シーズンに世界一に輝いたドジャースは、ワールドシリーズ連覇に向けてジャイアンツからフリーエージェント(FA)となっていたブレイク・スネル投手を獲得。打者では、通算167発のマイケル・コンフォート外野手や昨季33本塁打を放ったテオスカー・ヘルナンデス外野手との再契約が決まり、3日(日本時間4日)には韓国プロ野球キウムから金慧成(キム・ヘソン)内野手も加えた。

新たなシーズンに向けて着々と補強を進めるなか、米スポーツ専門局『ESPN』が年始段階でのパワーランキングを発表し、ドジャースは高い評価を受けている。

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■外野手確保でベッツは内野再転向へ

『ESPN』が公開したのが「MLBのパワーランキング:新年の各チームの順位」と題した記事。「多くのフリーエージェントがまだ成立していない」と現段階で成立していない取引があるなかで、MLB各チームの補強状況を格付けしている。

ドジャースは昨年最後の2位からランクを上げて堂々1位にランクイン。フィリーズを上回った王者について、「オフシーズンの残りに何が起ころうとも、ドジャースは2025年にワールドシリーズ優勝候補として参戦するだろう」と筆頭候補本命に挙げている。

記事内ではT・ヘルナンデスとコンフォートの獲得により「ムーキー・ベッツが遊撃手として復帰できる」と内野に再転向が想定されるリーダーに言及。さらに、「ロウキ・ササキを獲得し、ショウヘイ・オオタニが投手として復帰できれば、ドジャースは2022年に111勝を挙げたチームに並ぶことになる」と、ナ・リーグでは1906年に116勝を挙げたカブス以来の好成績にもつながると見立てている。

なお、記事内で言及された佐々木朗希投手については各球団との面談が報じられるなか、パドレスやジャイアンツなどと並びドジャースは獲得の有力候補に挙がっている。さらなる強化に成功し、2年連続世界一に向けての足場を固めることができるのか。

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