ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、アリゾナ州グレンデールでキャンプインを迎えた。昨季は打者専念で史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」を成し遂げてMVPに輝いた大谷は二刀流選手としての復活に挑むシーズンとなる。
MLB公式は投手として順調な回復ぶりを見せる大谷が今週末にもブルペン入りすると報道。デーブ・ロバーツ監督の起用プランについても明かされている。
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■野手フル稼働の2024年は二冠獲得
大谷はドジャース1年目の2024年は打者として159試合に出場し、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁を記録しホームラン、打点の二冠を獲得。一方で投手としては全休しリハビリに専念し、2025年シーズンからの復帰を窺っている。
マウンド外でのキャッチボール姿が公開されるなど投手復帰に向けて順調なプロセスを踏む大谷について、MLB公式が現状をレポート。「ドジャースのスーパースター、ショウヘイ・オオタニはリハビリでさらに前進する見込みで、今週末にはブルペン投球を行う予定だろう」とブルペンでの投球も再開していくと見通しを立てている。
2024年は打者としてフル稼働した大谷だが、5月にも予定される投手として復帰した場合に焦点となるのが起用法。記事内ではロバーツ監督のプランが明かされており、「ロバーツは今年、投手として戻るオオタニの投球管理がこれまでとは異なることを認めた」と注意を払うとし、「盗塁は減り、肩には気を配り、DHとしても休む日が増えるだろう」と休養日も挟みながら“二刀流・大谷”を管理していく考えが記されている。
投手としての復帰へ順調に歩みを進める大谷。ブルペンでの投球を再開し、シーズンでの復帰に向けてさらなるステップを踏むことができるのか。
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