【MLB】最年長は300勝狙う名投手、ダルビッシュや元NPB助っ人もランクイン 2025年「ベテラン選手年齢順トップ10」

今季はジャイアンツでプレーするジャスティン・バーランダー
今季はジャイアンツでプレーするジャスティン・バーランダー(C)ロイター

MLB公式サイトでは「The 10 oldest players in baseball in 2025(2025年の野球界最年長選手トップ10)」が公開されている。今季ロースター入りした選手の中から、年長者上位10人を公開したこの記事だが、リストを見てみるとまだまだ第一線で活躍している選手がずらり。

その驚きのリストをもとに、各選手の今季の活躍を予想していこう。

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■ダルビッシュや元NPB助っ人も

10位:アンドリュー・マカッチェン

(1986年10月10日生まれ/38歳)
デビュー時はパイレーツのトッププロスペクトとして期待されていたアンドリュー・マカッチェン外野手も、今や年長者に。トレードでジャイアンツ、ヤンキース、フィリーズ、ブルワーズと渡り歩いたのち、2023年から古巣に復帰すると38歳になる今シーズンもラインナップ入り。「彼は今でもパイレーツのロースターで最も優れた打者の一人であり、あのユニフォームは今でも彼によく似合う」と語られるように、本拠地PNCパークにおける記録を数多く持つスター打者は、今季も主力として期待が持たれている。

9位:マーティン・マルドナド

(1986年8月16日生まれ/38歳)
エンゼルス時代は大谷翔平投手とバッテリーを組んだ経験もあるマーティン・マルドナド捕手もランクイン。年始にパドレスとマイナー契約を果たすと、見事ロースター入り。「平均以上の打撃成績を残したことは一度もないが、捕手としての才能は十分にある」と評されるように、2番手捕手としてチームを支える。

8位:ダルビッシュ有

(1986年8月16日生まれ/38歳)
9位のマルドナドと同じ生年月日ながら、日本の方が早く日が進んでいるため、ダルビッシュ有投手がここに登場。シーズン前に右肘の炎症のため故障者リスト入りしているが、復帰後はローテーションの中軸としてまだまだ活躍が期待される。42歳になる2028年まで契約が残っているため「ダルビッシュはしばらくこのリストに残るだろう」とも。来年以降も年長者としてパドレスの大黒柱になりそうだ。

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7位:クリス・マーティン

(1986年6月2日生まれ/38歳)
「日本から戻ってきてからの7年間はトップクラスのリリーバーとして活躍してきた」と評価を受けているのが、クリス・マーティン投手。2年間日本ハムでNPBを経験したのち、その才能が開花。2年前には51.1回を投げ防御率1.05の成績でサイ・ヤング賞投票でも得票。通算セーブ数は14と少ないながらも、優秀なセットアッパーとして今季も安定した活躍に期待がかかる。

6位:カルロス・サンタナ

(1986年4月8日生まれ/38歳)
昨シーズン、38歳にして初のゴールドグラブ賞を獲得したカルロス・サンタナ内野手。今季は5年ぶりに古巣となるガーディアンズに復帰し、打線の中軸を務める。打率に対しての出塁率が高い打者としても知られており、出塁率、守備と自慢の打棒と共にチームに貢献するベテランらしいプレーに期待が高まる。

バーランダー&シャーザーはどこまで勝ち星を伸ばせるか

5位:ジャスティン・ターナー

(1984年11月23日生まれ/40歳)
東京シリーズではカブスのメンバーとして来日を果たしたジャスティン・ターナー内野手。ドジャースでワールドシリーズ優勝を果たしたことから、日本のファンにも馴染み深いターナーはレッドソックス、ブルージェイズ、マリナーズなど“ジャーニーマン”として様々なチームを渡り歩いた男だが、その打棒は健在。チャンスに強い優れたデプス要員として、残り2本となった通算200本塁打を目指す。

4位:マックス・シャーザー

(1984年7月27日生まれ/40歳)
「シャーザーは“雇われ投手”時代を迎えており、必要とするチームのもとを街から街へと渡り歩いている」と称されたのが、マックス・シャーザー投手。“マッド・マックス”の愛称で知られる大投手も晩年を迎えており、今季所属のブルージェイズが通算7チーム目となる。昨シーズンは先発わずか9試合のみとなったが、今季はどこまで活躍できるのか?

3位:ユリ・グリエル

(1984年6月9日生まれ/40歳)
DeNAでも活躍したユリ・グリエル内野手も、今となってはMLB全体でも年長の部類に。キューバと日本でのキャリアがあるため、サービスタイム(支配下枠であるロースターに在籍していた期間)は7年目とMLBでは10年を超えていないのが意外だ。「アストロズを離れてからは状況が芳しくない」と語られているが、今季はパドレスのスプリングトレーニングに招待選手として参加。オープン戦で打率.306を残したことで見事ロースター入りを果たしている。

2位:チャーリー・モートン

(1983年11月12日生まれ/41歳)
巨人から移籍した菅野智之投手と共に、オリオールズでベテランローテの一角を担うのがチャーリー・モートン投手だ。「イニングイーターがどんどん時代遅れになりつつある時代にあって、モートンは毎年のようにイニングイーターとして活躍している」と称されるように、昨年もブレーブスで165.1回を投げるなど、そのスタミナは健在。若手の成長著しいオリオールズにとって最高の補強となるかもしれない。

1位:ジャスティン・バーランダー

(1983年2月20日生まれ/42歳)
昨シーズン同様、今季も球界最年長の選手となったのが1位のジャスティン・バーランダー投手。毎年のように2桁勝利をあげていたバーランダーも、昨年は17試合先発、防御率5.48、5勝と年齢によるパフォーマンス低下が隠せなくなってきた。「300勝を達成したいと語っているが、今年42歳になった彼にはまだ道のりが長く、現時点で38勝足りない」と語られるように、目標の300勝到達のためには今季のパフォーマンスが重要となってくる。

20代前半の若きスターがどんどん登場するようになったが、今シーズンもベテランはまだまだ健在。昔とはプレイスタイルを変えながらも、厳しいMLBの世界で活躍し続けるベテランたちの活躍にも注目してみてはいかがだろうか。

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