『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』準々決勝で、日本は南アフリカに3-26で敗れた。南半球の強豪に阻まれ史上初のベスト4進出はならなかった。
この試合に出場した日本代表のヴィンピー・ファンデルヴァルト選手は南アフリカ出身。W杯準々決勝という大舞台で、出身国の選手たちと戦った。
身体を張ったプレーで日本代表に貢献
7歳でラグビーを始めたファンデルヴァルト選手は、2013年にNTTドコモレッドハリケーンズ加入のため来日。3年居住の条件を満たし、2017年に日本代表デビューした。
持ち味は身体を張った泥臭いプレー。チームのために身を削り続ける。今大会でも日本のために走り続け、タックル35回で成功率100%の記録を残した。
日本代表の一員として挑んだ南アフリカとの試合後、ファンデルヴァルト選手はインスタグラムを更新。スタッフも含めた日本代表全員で撮影した写真を掲載し、「すべてのサポートに感謝します」とファンにメッセージを発信した。
ファンデルヴァルト選手には、ファンからも感動の声が寄せられた。
- ありがとう。言葉になりません
- 感動をありがとうございました
- 桜のジャージを選んでくれてありがとうございました!
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