10月23日、英国のチャールズ皇太子が、ラグビーワールドカップ(W杯)でベスト4入りしたウェールズ代表を訪ねた。
ウェールズ代表は負傷で離脱したジョシュ・ナビディ選手に代わり、オーウェン・レーン選手を追加招集。レーン選手には『プリンス・オブ・ウェールズ(ウェールズ公)』のチャールズ皇太子から、ナショナルチームの証であるキャップが直接手渡された。
昨日ウェールズ代表を激励に訪れたチャールズ皇太子殿下????????????????????????????
ジョシュ・ナビディの離脱によって追加招集となったオーウェン・レーンへ、ナショナルチームの証であるキャップを手渡しました✨#RWC2019 #WALvRSA #RWC横浜 pic.twitter.com/eS6WNOVnVL— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 24, 2019
代表チームからも主将のアラン・ウィン・ジョーンズ選手が、チャールズ皇太子に代表ジャージを贈呈した。
Prince Charles – in Tokyo for Emperor Naruhito’s ascension to the throne – came by to visit the team in training today. He was proudly wearing his @llandoveryrfc badge too. #YPorthmyn pic.twitter.com/rS5X6nuFbd
— Welsh Rugby Union ???? (@WelshRugbyUnion) October 23, 2019
代表入りでキャップを贈る伝統
ラグビーやサッカーでは、代表での出場試合数を『キャップ数』と呼ぶ。『初キャップ獲得』や『最多キャップ数を更新』のように使われるが、その起源はラグビーとサッカー発祥の地、イングランドにある。
昔のイングランドではチームごとに統一したユニフォームを着用する習慣がなかったため、敵味方の区別をするために帽子を被っていた。
その名残でラグビーでは現在も、代表デビューした選手にキャップ(帽子)が贈られる。さらにW杯では、その大会だけの特別なキャップも存在する。
レーン選手にも『ラグビーワールドカップ2019日本大会』のロゴが入ったキャップが贈られた。
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