7人制ラグビー(セブンズ)日本代表も参加する『オセアニアラグビーセブンズチャンピオンシップ2019』が11月7日に開幕した。
日本代表は初日に2試合を戦い、1試合目のニューカレドニア戦は50-0で勝利したが、リオ五輪金メダルのフィジーには0-31で敗れた。
RESULTS| Round 3 of the #Oceania7s Men’s Championship.
End of day 1! Check us out tomorrow for more exciting 7s actions! #Oceania7s #EqualPlayingField pic.twitter.com/QjVda0ezWN
— Oceania Rugby (@oceaniarugby) November 7, 2019
日本の男子セブンズは、昨季のワールドセブンズシリーズに参戦したものの、コアチーム(15チーム)中最下位の15位に終わり、東京オリンピック直前の2019-20シーズンはフル参戦できないことが決まった。
今季は12月5日から始まる男子ワールドセブンズシリーズ開幕戦ドバイ大会など、いくつかの大会に招待参加が決まっている。オセアニアセブンズ参戦はドバイ大会前の強化の意味合いを持つ。
敗戦から切り替えオールブラックス撃破
フィジー戦後、セブンズ日本代表の松井千士選手がツイッターを更新。フィジー戦の結果を「これが現実。世界1位との差はまだまだ埋めれてない」と真摯に受け止めながら、すぐに翌日のニュージーランド戦へ頭を切り替えた。
「落ち込んでても、セブンズは次の日に試合がある。切り替えて明日NZ(オールブラックス)との試合に向けて準備!!認めてもらうには善戦やあかん!勝つしかない!!」
これが現実。世界1位との差はまだまだ埋めれてない。落ち込んでても、セブンズは次の日に試合がある。
切り替えて明日NZ(オールブラックス)との試合に向けて準備!!認めてもらうには善戦やあかん!勝つしかない!!
明日の為にまず寝る!
おやすみなさい????#japan7s#sevensfamily#桜を咲かせる???? pic.twitter.com/0JNtckJybH— 松井千士 (@chii111114) November 7, 2019
そして迎えた8日のニュージーランド戦には17-14で勝利。松井選手もトライを決め、昨季ワールドセブンズシリーズ3位の相手から大金星を挙げた。
Beat NZ????????
オールブラックスを撃破????????#japan7s#sevensfamily#桜を咲かせる???? https://t.co/yJ2bl9xWmk— 松井千士 (@chii111114) November 8, 2019
スピーディーな展開が魅力の7人制ラグビー
7人制ラグビー(セブンズ)は2016年のリオ五輪から正式採用されたオリンピック種目。セブンズワールドカップも4年に1度開催される。
15人制ラグビー(ユニオン)と同じフィールドを使って行うが、人数は半分の7人になるためボールが大きく動き、試合の展開も早い。激しいぶつかり合いが見どころのユニオンに対し、セブンズはコンタクトを避けてステップやスピードで抜いていく。
試合時間は40分ハーフのユニオンに対し、セブンズは7分ハーフ。大会の決勝は10分ハーフで行う場合もある。
セブンズは試合間隔もユニオンより短く、1日で2試合、3試合を戦うこともある。そのため大会期間が短いオリンピックの種目に採用された。
オセアニアセブンズはオセアニアラグビーの公式ツイッターでライブ中継もされている。
???? LIVE: Day Two | 2019 Oceania Rugby 7s Championships
???? https://t.co/VOO5OseiSl#Oceania7s #FijiNow #EqualPlayingField https://t.co/EFbOAX3X8E
— Oceania Rugby (@oceaniarugby) November 7, 2019
≪関連記事≫
藤田慶和「みんなで乗り越えた」 セブンズ日本代表が砂漠で坂道ダッシュ
藤田慶和ら7人制ラグビー日本代表も南アフリカ戦を応援 「次は僕たちがオリンピックで最高の戦いを」