今週は東京競馬場でジャパンカップ(芝2400m)が行われる。3世代のダービー馬に秋の天皇賞勝ち馬マスカレードボール、欧州最強馬・カランダガン参戦の今年はまさしく豪華絢爛た。
ここでは、過去10年からクロワデュノールとタスティエーラにフォーカスしたデータを取り上げる。
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目次
■クロワデュノールに“馬券内率83%”データ
海外へと戦いの場を移したクロワデュノールの近走。迎えた大一番・凱旋門賞では厳しい枠でのスタートとなったこともあり惨敗を喫してしまった。遠征帰りのダメージと、走り慣れた東京競馬場のアドバンテージ。はたしてどちらをとるべきか……データが下した結論は?
・東京芝2400mのGI馬券内がある関西所属3歳馬【0.3.2.1】
馬券内率に換算すると83%。昨年は8番人気シンエンペラーが2着同着と波乱を演出しているように、この条件に合致した関西所属3歳馬はノーマーク禁物の高好走率データが出現した。
直前まで出走回避の可能性があったクロワデュノールだが、追い切りを経て陣営からゴーサインが出た。まったく勝負にならない形で出走への舵を切ることは考えにくく、絶好調までとはいかなくとも能力を発揮できる状態と想像できる。ダービー馬の座に就いた舞台で再び輝きを放つシーンに期待したい。
■タスティエーラに立ちはだかる「0.1.0.28」
その一方で、2023年のダービー馬・タスティエーラにはマイナスデータが浮上。昨年秋に不調から抜け出すと、今年は香港のクイーンエリザベス2世Cを勝利。久々の国内GI制覇への期待が高まるが、今回は血統面がネックとなる。
・父ノーザンダンサー系【0.1.0.28】
チェルヴィニアやサトノクラウン、ソウルスターリングといった東京芝2400mのGI馬券内馬も上位進出は叶わず。近年のジャパンカップにおいて、父ノーザンダンサー系が勝ち切るためのハードルは極めて高いものとなっているのだ。
タスティエーラについて補足すると、過去10年のジャパンカップで8枠は【0.0.2.24】とこちらも未勝利。自身より内にいる2頭(ドゥレッツァ、シンエンペラー)がいずれも逃げ先行タイプという点も本馬の持ち味を活かすうえでマイナスに働く可能性が高い。2年前のダービー馬といえども、ここで勝利を手にすることは至難の業か。
Xでのタスティエーラ最新反応は?
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。















