【スプリンターズS/全頭診断】GI連対馬に“5年以上馬券外”の鬼門 馬場悪化でエーティーマクフィに妙味

【スプリンターズS/全頭診断】GI連対馬に“5年以上馬券外”の鬼門 馬場悪化でエーティーマクフィに妙味

今週は中山競馬場で、第60回スプリンターズS(27日/GI、芝1200m)が行われる。電撃6ハロン戦に精鋭が集結した。

ここでは馬券検討のヒントとして、出走馬16頭の全頭診断を行う。

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■スプリンターズステークス2026 出走予定馬全頭診断

アイサンサン

愛知杯を逃げ切った実績があるものの、続くヴィクトリアマイルでは13着と大敗。牡馬GIとなる今回での一変は簡単ではないだろう。ここは消し評価としたい。

ウインカーネリアン

昨年のスプリンターズSを制した馬。その実績はもちろんのこと、今年も高松宮記念3着、キーンランドC3着と9歳になっても衰えを感じさせない。国内レースにおける叩き2戦目は【3.2.0.2】と安定。さすがに昨年ほど上手くいくことはないと思うが、ヒモのゾーンに一考したい。

エーティーマクフィ

夏競馬は函館スプリントS2着、キーンランドC4着。自身の好走レンジの走破時計になかった高松宮記念を除いて、芝転向後は勝ち馬と0秒3差以内のレースが続いている。稍重の芝は【0.2.1.0】馬券外なし。ダートを使われていたようにもともとはパワー型で、週末に予想されるタフな馬場なら差し込みがあっていい。

サウンドモリアーナ

北九州記念6着から鮮やかな変わり身をはたしたキーンランドC。先行力を活かした前走は強い内容だったが、当時は前半600m34秒0-後半600m33秒7の後傾ラップが味方した印象を受けた。激流必至の今回は逆のラップになる可能性大。前走の再現は難しいとみる。

ジューンブレア

昨年のスプリンターズSで2着と、今回の舞台への適性はすでに証明済み。ただ当時はスローの前残りを作り出した鞍上のファインプレー+トラックバイアスの利が大きかった一戦。高松宮記念以来のローテーションもマイナス材料だ。

スターアニス

阪神JF、桜花賞を制した世代トップ級の馬。1200mは未勝利戦以来となるが、終始折り合いを欠いたオークスを見るより、ハイペースで流れる短距離戦はむしろプラスに捉えられそうだ。過去10年のスプリンターズSにおいて、マイルGI3着内がある馬は7年連続馬券内。桜花賞のパフォーマンスは圧巻で、初の中山芝1200mでも能力を信頼したい。

パンジャタワー

昨年のNHKマイルCを制し、今年も高松宮記念4着、安田記念5着、キーンランドC2着と安定感は抜群。特筆すべきはNHKマイルC、高松宮記念と叩き2戦目で着順を上げている点だ。今回はそのパターンに該当するだけに、ノーマークにはできない。

ピューロマジック

函館スプリントS、アイビスサマーダッシュと重賞を連勝した快速馬。前走セントウルSも逃げて2着と能力は示したが、今回は同型馬が多く、楽な展開には持ち込みづらい。夏競馬から数えて4戦目のレースでもあり、消耗度も気がかりだ。

ブラックチャリス

2走前に青函Sを制した3歳牝馬。キャリアを通じて大敗は桜花賞に限定されているが、古馬一線級との対戦は今回が初めて。ここは消し評価が妥当か。

フリッカージャブ

鞍馬S、北九州記念、セントウルSと重賞を含む3連勝中。勢いはメンバー随一と言えるだろう。前走もピューロマジックを退ける強い内容だったが、過去10年のスプリンターズSにおいて、同年の北九州記念勝ち馬は【0.0.0.7】と精彩を欠く現状。一度使われた中山は6着と掲示板外に敗れており、思い切って消す選択肢も視野に入れたい1頭だ。

ペアポルックス

中山芝1200mのオーシャンS勝ち馬。舞台適性は申し分ないが、これまで3度使われたGIはすべてフタ桁着順に敗れている。変わり身は望み薄か。

ママコチャ

2023年のスプリンターズSを制したGI馬。前走セントウルSは3着と健在ぶりを示したが、直近の芝GIは掲示板外 が目立つ現状だ。上積みを望むのは酷に映る。

ルガル

2024年のスプリンターズSを制したGI馬で、昨年末には阪神Cをレコードで制覇。その2戦はいずれも優秀な走破時計で、GIレベルに限っては高速馬場のほうが良いタイプと言える。雨続きの中山は今週末も悪天候でタフな馬場コンディションになる見込み。海外帰りの過去2戦は凡走を喫しており、一変へのハードルは高い。

レイピア

昨年秋以降はオーシャンS2着、CBC賞2着など重賞5戦すべてで掲示板内を確保。勝ち切れない面がある馬だが、近走は上がり3F33秒台を要求される馬場でこの馬にとって不向きだった感があった。過去10年のスプリンターズSにおいて、前走中京芝1200m連対の牡馬は【2.3.0.1】。データ面からも面白い存在で、渋った馬場になればチャンス十分の穴候補だ。

レッドモンレーヴ

休み明けの前走セントウルSは16着と大敗。まったくゲートを出なかったレースゆえ参考外と言えるが、仮に五分のスタートだとしてもテンにいけないのはほぼ確定事項だろう。右回りの重賞は【0.0.0.7】掲示板内ゼロ。ここは厳しい戦いが予想される。

ワールズエンド

安田記念ではシックスペンスとクビ差の2着と、マイルGIで高い能力を示した馬。1200mへの距離短縮にも対応できるスピードは持っているが、過去の戦績を見るより高速馬場の東京やオール野芝の新潟が合う印象を受ける。ロードカナロア産駒は中山芝1200m重賞で5年以上馬券内なし。大きく評価を上げるには至らない。

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izukawaya