今週末は待ちに待った秋GIの第1弾、第60回スプリンターズステークス(27日/GI、芝1200m)が中山競馬場で開催される。
昨年の覇者で連覇に挑むウインカーネリアンや2年前の勝ち馬ルガル、重賞連勝で勢いに乗るフリッカージャブにサマースプリントシリーズのチャンピオン、ピューロマジックといった、現役屈指のスプリンターが顔を揃える。そこに今年の桜花賞を制したスターアニスらが加わり、見逃し厳禁の電撃6ハロン戦となりそうだ。
ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■幅広い人気の馬が好走する難解GI
昨年はウインカーネリアンが11番人気で勝利。一昨年もルガルが9番人気で穴をあけるなど、近年はかなり“荒れ模様”のGI戦となっている。過去10年で見れば2桁人気馬が5度も馬券に絡んでおり、開催を心待ちにしていた穴党ファンも多いことだろう。
その一方で1番人気も5度、馬券圏内を確保しているように、なかなか狙いどころが絞りづらいのが特徴。前走ローテも意外に幅が広く、難解な一戦と言えそうだ。
セントウルS【3.4.1.44】
北九州記念【2.1.1.17】
安田記念【2.0.1.4】
CBC賞【1.2.0.2】
キーンランドC【1.1.4.35】
高松宮記念【1.1.0.2】
ヴィクトリアマイル【0.1.0.1】
函館スプリントS【0.0.1.4】
朱鷺S【0.0.1.1】
パラダイスS【0.0.1.0】
馬券圏内が最も多いのが前走セントウルS組。前哨戦の別定GII戦とあって当然といえば当然だが、その分、出走馬も多く勝率では5.8%。セントウルS組を買う際には狙いを絞る必要があるが、これには明確な傾向があり、同レースの1着になった馬が【2.3.0.5】と複勝率50.0%となっている。
またセントウルS2着馬も【1.1.0.8】と複勝率は20.0%。3着以下に敗れた馬の巻き返しは過去10年でも2018年ラインスピリット(5着→3着)の一度しかない。ここは1着のフリッカージャブと2着のピューロマジックをマークしておきたい。
次に多いのがキーンランドC組。馬券圏内を確保した6頭はすべて、キーンランドCで5着以内に入っていた。ただし注意は、キーンランドC1着→スプリンターズS1着の連勝馬がいないという点。勝ち馬のサウンドモリアーナは相手にとどめ、2着のパンジャタワー、3着のウインカーネリアン、4着のエーティーマクフィを上位に取りたい。
そして、目立つのは前走GI経由の好走例。特に前走安田記念で3着以内に入っていた馬は3頭中2頭が1着になっており、今年2着のワールズエンドはしっかりとおさえておきたい。高松宮記念はどうか。こちらは馬券対象になった馬、もしくは1、2番人気に支持されていた馬がスプリンターズSでも好走しているが、今年は該当馬不在。
人気・着順の関係では、同じような傾向がCBC賞にも当てはまる。同レース1着のフロムダスクはさすがに成績が不安定すぎて狙いづらいものの、2着のレイピアは狙う資格十分と言えるだろう。
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