1月17日、阪神・淡路大震災から25年が経った。
ジャパンラグビートップリーグの神戸コベルコスティーラーズは震災が起きた5時46分に公式ツイッターを更新し、『BE KOBE「私たちはあの日を忘れない。」』と題した動画を公開した。
動画では震災発生当時を写真で振り返りつつ、神戸復興の願いが込められた曲『しあわせ運べるように』に乗せ、チームが「再び灯した高炉の炎のように『神戸を勇気づける炎となりたい』という熱い思いとともに、日々ハードなトレーニングに励んでいる」と紹介する。
この動画にはファンからも当時を思い出しながら多数のコメントが寄せられた。
- 「鉄の魂」で地元のこころを支え続けてもらいありがとうございます
- あの震災後に、いつだったか神戸製鋼の試合を観に行って選手たちに元気をもらいました。これからも頑張ってください!
- あの頃既にSteelersはファンと、そして神戸と共にありましたね
BE KOBE
「私たちはあの日を忘れない。」
“we will not forget that date.” .#神戸製鋼コベルコスティーラーズ #kobelcosteelers#BEKOBE #kobe #神戸#prayforKOBE#阪神淡路大震災#阪神淡路大震災から25年#阪神淡路大震災を忘れない #1995年1月17日 pic.twitter.com/j1tPZ7q7sf— 神戸製鋼コベルコスティーラーズ (@steelers_kobe) January 16, 2020
日本選手権7連覇の2日後に被災 震災から復活して再び日本一へ
1989年に日本選手権を制し初の日本一に輝いた神戸製鋼は、この年から新日鉄釜石に並ぶ全日本7連覇を達成して黄金期を築いた。
社会人王者対学生王者で争われた当時の日本選手権では、学生王者の大東文化大学に102-14の大差で圧勝し、8連覇も期待させる強さを見せつけた。だが歓喜に沸いた僅か2日後。阪神・淡路大震災が日本列島を襲い、神戸製鋼にも練習グラウンドが液状化現象で使えなくなるなど大きな影響があった。
この年の全国社会人大会決勝トーナメントではサントリーに敗れ8連覇を逃してしまう。それでも神戸製鋼は震災復興のシンボルとして力強く立ち上がり、1999年には再び全国社会人大会と日本選手権の2冠を達成。
2003年から始まったトップリーグでは初代王者に輝いた。
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