3月14日にバドミントンの全英オープンで女子シングルス準決勝が行われ、奥原希望選手が陳雨菲選手(中国)と対戦し14-21、21-23で敗れた。
陳雨菲選手は昨年の覇者で世界ランク1位の強敵。果敢に挑んだ奥原選手だったが、序盤から主導権を握られ苦しい展開が続く。「イメージと違った」という配球に手を焼き14-21で第1ゲームを落とす。
第2ゲームは陳雨菲選手の攻撃に対して粘り強く応戦。食らいついたが最後は振り切られストレート負けを喫した。
敗戦も手応え 自分ができることに集中
4年ぶりの優勝を逃し、2年連続ベスト4に終わった試合後、奥原選手はインスタグラムを更新した。
「結果は去年と同じ、チェンユーフェイ選手にストレート負け。しかし、やってきたことが出せた場面もあり、手応えは掴めました。進むべき道もようやくはっきりし始めています」
世界バドミントン連盟(BWF)は、新型コロナウイルスの感染拡大により、全英オープン後約1ヶ月間は予定していた大会を延期する。
先行き不透明な状況にも奥原選手は「次の試合がいつかわからない状況ですが、世の中の流れは逆らえないので、それに順じて自分が出来ることを全うします!」と落ち着いて次に向けた準備を進める。
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