【ボクシング】井岡一翔vs田中恒成、大晦日注目の世界タイトル戦 両者の戦績、中継情報一覧

(C)Getty Images

WBO(世界ボクシング機構)世界スーパーフライ級タイトルマッチが31日、大田区総合体育館で開催される。同級チャンピオンの井岡一翔と、挑戦者・田中恒成による日本人対決という、大晦日にふさわしいビッグマッチだ。

井岡は言わずと知れた日本人初の4階級制覇王者。挑戦者の田中も無敗のまま3階級を制覇した実績を持つ。大一番に挑む両者のこれまでの戦績などを振り返りたい。

■井岡一翔の戦績

日本初の4階級制覇王者・井岡一翔 (C)Getty Images

・プロデビュー年:2009年
・戦績:27戦25勝 (14KO) 2敗
・身長:165.6センチ
・リーチ:168センチ
・所属ジム:Ambition GYM
・PFPランキング:3位(スーパーフライ級、19日付け)
・ブックメーカー(bet365)の戦前オッズ:2.25(30日時点)
・これまでの主なタイトル:第33代日本ライトフライ級王者元WBC世界ミニマム級王者元WBA世界ミニマム級王者元WBA世界ライトフライ級王者元WBA世界フライ級王者現WBO世界スーパーフライ級王者

井岡は日本人初の4階級制覇を果たし、まさに円熟期を迎えている。引退や電撃復帰などを経ながらも着実にステップアップしてきただけに、大晦日の一戦に向けて「10年間、トップでやってきた実力を見せるだけ」と自信を感じさせている。

■田中恒成の戦績

前WBO世界フライ級チャンピオン・田中恒成 (C)Getty Images

・プロデビュー年:2013年
・戦績:15戦15勝(9KO) 無敗
・身長:164センチ
・リーチ:162センチ
・所属ジム: SOUL BOX畑中ボクシングジム
・PFPランキング:1位(フライ級、19日付け)
・ブックメーカー(bet365)の戦前オッズ:1.57(30日時点)
・これまでの主なタイトル:第17代OPBF東洋太平洋ミニマム級王者元WBO世界ミニマム級王者元WBO世界ライトフライ級王者元WBO世界フライ級スーパー王者

田中は“中京の怪物”の異名通り、プロ初戦から世界ランカーと拳を交えるなど、ファイティングスタイル同様のスピード感で戦績を積み重ねてきた。プロ8戦目での2階級制覇は井上尚弥と並ぶ日本最速タイ記録。井岡を破ることになれば、日本人2人目の4階級制覇となり、プロ16戦目での達成は世界最速記録(現在の最速記録はオスカー・デ・ラ・ホーヤの24戦)となる。

■円熟の井岡か、勢いの田中か

昨年の大晦日では、井岡の前座試合に田中が登場していたが、コロナ禍で揺れた激動の1年を経て、両者の激突が実現する。

これまで国内最速記録の更新を続けている田中とすれば、一気に勝利を収め世代交代としたいところだろう。自身も、「地方にいるとチャンスが少ない。デビューから7年経って、俺が上にいけるチャンスがようやくやってきた」と意気込みを隠さない。

一方の井岡は、海外での今後のビッグマッチを見据えており、ここで足踏みをするのは避けたい。スピードと勢いに溢れる田中の攻めを、経験に基づいたディフェンスと試合運びでいかにコントロールできるかがポイントとなりそうだ。

海外ブックメーカー大手「bet365」では井岡の勝利に「2.25」、田中の勝利に「1.57」を設定しており、若干田中優位としているが、本番では拮抗した勝負を予想する声は多い。

大晦日らしいビッグマッチは、31日18時から全国生中継される。

■中継・配信情報

12月31日(木)17時~19時(TBS系列)
17時~「WBOアジアパシフィックバンタム級タイトルマッチ」ストロング小林佑樹vs比嘉大吾
18時~「WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」井岡一翔VS田中恒成

※12月31日(木)17時5分頃から「ネット配信 Paravi」でも配信予定あり

文・SPREAD編集部

【ボクシング】円熟の井岡一翔vs勢いの田中恒成 大晦日開催“ドリームマッチ”の展望を占う

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