■プラスワン! サンレイポケット
【中間調整】休み明け叩き2戦目だった前走・白富士Sでは、後方からメンバー唯一となる33秒台の脚を繰り出しクビ差の2着に入った。その後脚元などには問題なく、即座に次戦を金鯱賞と設定。短期放牧を挟んでリフレッシュし、2月17日に坂路で帰厩後の初時計をマークした。前走の時点である程度仕上がっており、中間は終いの切れに磨きを掛けることに主眼を置いた調整。1週前追いで秋山真騎手を背に実戦モードに切り替えるCW追いを行ったが、ここで5F64秒4という猛時計を出し好調さをアピールした。
【最終追い切り】1週前が破格の内容だったため、最終追いは坂路で終いだけ重点に追われた。直線半ばからキャッチアップした相手とタイトに体を並べての追い比べだったが、相手が並走のプレッシャーでやや頼りなげな素振りを見せるも、サンレイは我関せずと貫禄たっぷりのブレのない走り。鞍上が軽くだけアクションすると更にギアを上げることができていた。
【見解】前走は中1週で中間のコース追いはなし。その分最後だけ粘りを欠いた感があったが、今回は通常通りの1週前コース、当週坂路という調整過程で来れていることにまず好感が持てる。その1週前追いが豪快そのもので、休み明けを2回使われいよいよ本調子といったところだ。最終追いの坂路調教も時計以上の迫力あり。相手は一気に強くなるが、好勝負に持ち込めそう。
総合評価「S」
著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。



















