【競馬】「フィリーズR」ヨカヨカの幸騎手は買いか 「金鯱賞」川田騎手の極端なデータとは

3月14日(日)は阪神競馬場で桜花賞のトライアル重賞・フィリーズR、中京競馬場で今後の大阪杯に続く金鯱賞が行われます。

フィリーズRは毎年フルゲートになりやすい混戦で、今年もフルゲート18頭立てとなりました。

一方の金鯱賞は牝馬3冠馬デアリングタクトの参戦もあり、10頭立てと落ち着いた頭数になりましたね。

それでは両重賞の気になる騎手データを見ていきましょう。はじめはフィリーズRのデータを紹介します。

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■ヨカヨカ騎乗の幸騎手は2006年以降連対なしだが…

2006年(コース改修後)以降のフィリーズRの成績データを基に、今年のフィリーズRに乗り鞍がある騎手の成績をまとめています。

[2006年以降]フィリーズRの騎手別成績

2006年以降のフィリーズRを複数勝っている武豊騎手川田将雅騎手M.デムーロ騎手の3名が今年は不在。

そのため連対率で見ていくと強調できるのは横山典弘騎手池添謙一騎手藤岡康太騎手の3名でしょうか。

前日16時段階で1番人気のヨカヨカ(牝3、栗東・谷)に騎乗する幸英明騎手は【0.0.0.10】と連対経験がなく、連対率を重視した場合は強く推せません。

しかしながら、過去8回以上騎乗経験のある騎手の中では、幸英明騎手が着順と人気のバランスが最も優れています。

2009年こそ2番人気のショウナンカッサイで7着に敗れたものの、毎回フタ桁人気の馬を掲示板まであと一歩のところまでもってきていますね。

人気馬でどうかという課題は残りますが、データ上は人気以上の好走が見込める騎手のため、ヨカヨカを勝ち負けに導けるかもしれません。

■池添謙一騎手は買い、藤岡佑介騎手は割り引き

そして、幸騎手と同様に着順と人気のバランスが優れているとデータが示すのが前日16時段階で5番人気のアンブレラデート(牝3、栗東・藤原英)に騎乗する池添謙一騎手です。

2007年には10番人気のアマノチェリーランで2着、2008年には11番人気のマイネレーツェルで優勝と2年連続でフタ桁人気馬を好走させました。昨年は2番人気のヤマカツマーメイドで2着と、人気薄、人気馬とも結果を残せている騎手です。

また、アンブレラデートは母ダイワスカーレットの超良血馬。抽選を突破してきた1勝馬という存在ではあります、池添謙一騎手が跨る以上侮れないでしょう。

一方、前日16時段階で10番人気のポールネイロン(牝3、栗東・矢作)に騎乗する藤岡佑介騎手はフィリーズRであまり結果を残せていません。

2009年に6番人気のワンカラットで勝利しているものの、他人気馬では人気に応えておらず、ポールネイロンが当日もっと人気するようなら割り引いて考えた方が正解かもしれませんね。

続いて金鯱賞のデータを紹介します。

■松山弘平騎手とC.ルメール騎手は人気通り

金鯱賞は距離、開催時期が度々変わる重賞で、今回は2012年(コース改修後)以降の金鯱賞の成績データを基に、今年の金鯱賞に乗り鞍がある騎手の成績をまとめています。

[2012年以降]金鯱賞の騎手別成績

着順と人気のバランスから菱田騎手が優秀に見えますが、過去騎乗数は1度のみでさすがにサンプル不足。

過去3回以上騎乗がある騎手の中から見ていくと、着順の落ち込みが見られず、ほぼ人気通りの結果が期待できる騎手が2名います。

それが前日16時段階で1番人気のデアリングタクト(牝4、栗東・杉山)に騎乗する松山弘平騎手と、前日16時段階で6番人気のサトノフラッグ(牡4、美浦・国枝)に騎乗するC.ルメール騎手です。

松山弘平騎手は2016年に9番人気のパドルウィールを2着に導き、C.ルメール騎手は2012年に6番人気のオーシャンブルーで勝利と、両騎手とも伏兵馬を好走させた実績もあります。

ほぼ人気通りの着順が見込めますので、単勝オッズ1倍台前半となりそうなデアリングタクトは嫌うよりも信頼した方が良さそうです。

■グローリーヴェイズ騎乗の川田将雅騎手は極端な成績

一方、連対率は40%と優秀ですが、人気と比べると着順の落ち込みが目立つのが前日16時段階で2番人気のグローリーヴェイズ(牡6、美浦・尾関)に騎乗する川田将雅騎手です。

2014年のラストインパクト、2019年のダノンプレミアムと2勝を挙げているものの、2015年は2番人気のレーヴミストラルで8着、2020年は2番人気のロードマイウェイで10着と大きく敗れていて、安定感に欠けていますね。

それだけにグローリーヴェイズを買う場合は『頭』もしくは『切り』が正解かもしれません。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部

秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。


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