【プロ野球/今週の注目打者】3冠王が狙えるDeNA・牧は快音連発となるか

プロ野球が開幕してから約1ヶ月が経つ。セ・リーグでは阪神が首位を独走し、パ・リーグは、ソフトバンク楽天が首位タイと混戦模様。

阪神・佐藤輝明中野拓夢DeNA牧秀悟などのルーキーの活躍が目立つ一方で、巨人坂本勇人が打率3割超え、オリックス吉田正尚が5試合連続ヒットを放つなど日本代表にも選出されている選手も徐々に調子を上げてきている。

ここでは、データをもとに今週のPickupプレーヤーを紹介していく。

◆【プロ野球/打率TOP5】好不調トレーダー DeNA・牧秀悟の勢いが止まらない

セ・リーグ

牧秀悟(DeNA)

大卒ルーキーの勢いが止まらない。中央大からドラフト2位でDeNA入りした牧秀悟が、開幕21試合を終えた時点で全試合にスタメン出場し、打率.333(84打数28安打)、6本塁打、18打点。打率(リーグ3位)、本塁打(同2位)、打点(同1位)と打撃三部門で三冠王を狙える位置に付けている。

一時は打率4割を超えていたことを考えると徐々に打率は下がって来ているが、先週も6試合で2本の本塁打を放って計4打点を稼ぐなど、順調に数字を積み上げている。同時に一向に下がらないものが得点圏打率で、ここまで19打数8安打の打率.421という高打率。それを「3塁に走者を置いた場面」に限ると、6打数4安打の打率.667とさらに打率アップ。新人ながらどんな場面にも物怖じすることなく、チャンスに強いクラッチヒッターとしての能力を存分に見せつけている。

この牧の勝負強さをチームとして活かし切れていないのが現状だが、先週日曜日の4月18日の巨人戦では、それまでの3番打者(17試合)、2番打者(3試合)から、初めて5番打者に座った。今後、牧自身の頑張りは不可欠だが、同時に三浦大輔新監督の起用法も含め、牧の前にどれだけ走者を置けるかどうかが大きなポイントになって来る。

パ・リーグ

淺間大基(日本ハム)

低迷するチームの中で、高卒7年目の生え抜き外野手が奮闘中。開幕戦での代打出場から徐々に出番を増やした中で、4月13日の西武戦からは「5番・センター」として4試合連続でスタメン出場して4試合連続安打を記録。同19日時点で19試合に出場して46打数15安打の打率.326をマークしている。

中学時代に日本代表に選ばれ、横浜高校で1年春からベンチ入りしたエリート。攻守走の三拍子が揃った将来の主軸候補としてプロ入りすると、2015年のプロ1年目から1軍で出番を得てドラフト制後の高卒新人タイ記録となるデビューからの4試合連続安打を記録した。だが、2年目以降は怪我に悩まされ、戦列復帰後も2軍では好成績を収めながら1軍では低打率に悩んだ。そして「二軍の帝王」とも呼ばれるようになった。

そこで気になるデータが、今季のデイゲームナイターゲームでの成績の違いだ。淺間は今季、昼の試合では17打数7安打の打率.412の“大当たり”も、夜の試合では29打数8安打の打率.276。「OPS」でも.921と.781とかなりの差が生まれている。ロッテ、オリックスと対戦する今週は、火曜日から金曜日の4試合はナイターで、土日の2試合がデイゲーム。昨年までの「二軍の帝王」の名を返上した今季、「昼の王」を襲名するだけでなく、「夜」も大暴れできるようになれば、真のブレイクと呼べるだろう。

◆【セ・リーグ見どころ】6連勝と勢いに乗ってきた巨人は首位・阪神との差を縮められるか

◆【パ・リーグ見どころ】楽天は岸と則本の“ダブルエース”で首位浮上となるか

◆【動画プレーバック】日ハム・中田翔、楽天・田中将大から豪快1号

記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB


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