日本代表GK川島永嗣選手が7月27日にインスタグラムを更新して、元日本代表GK楢崎正剛選手と日本滞在中に会ったことを報告した。
「オフの想い出」の題で更新した川島選手は、楢崎選手の存在を「偉大な先輩を超えてもはや師匠」と表現している。
楢崎正剛から多くを学んだ名古屋時代
川島選手と楢崎選手の縁は2004年に川島選手が名古屋グランパスへ移籍したときまで遡る。
前年のFIFAワールドユースで活躍した川島選手には複数のオファーが舞い込んでいたが、そのなかであえて現役の日本代表GKだった楢崎選手のいる名古屋を選び、高いレベルで競い合う環境に身を投じた。
サッカー選手として円熟期を迎えていた楢崎選手の高い壁に阻まれ正GKの座に就くことはできなかったが、このとき得た経験がその後所属した川崎フロンターレでの活躍、日本代表や海外での活躍に繋がっていった。
名古屋と日本代表でチームメイトだった楢崎選手との再会を「会えて良かった」と喜ぶ川島選手は、偉大な先輩に「この人には一生追いつけないな #このオフ一番会いたかった人」と敬服していた。
「安心感のあるツーショットです」「楢崎さん、お元気そうで嬉しい!素敵な師弟関係」「守護神のツーショットですね」「名古屋での時からお二人とも素敵に歳を重ねられましたね。本当に素敵です」など、川島選手の投稿には大きな反響が寄せられている。
昨季でFCメスとの契約が満了を迎えた川島選手の移籍先には、日本代表DF酒井宏樹選手も所属するオリンピック・マルセイユが取り沙汰されていたが、ここにきてアルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズの名前も浮上している。
2010年のベルギー移籍以来、欧州でプレーしてきた川島選手だが初の南米クラブ所属になるか、今後の行方に注目だ。
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